子連れ旅行温泉日記の目次子連れ温泉ガイド地熱愛好会 > 子連れ旅行温泉日記 > 秋の北志賀小旅行 > 2-8ホテルセランと遠見の湯

◇◆秋の北志賀小旅行◆◇

8.ホテルセランと遠見の湯











 次に寄る温泉はもう決めていた。
 本当は源泉に拘った極上温泉・・・がいいに決まっているんだけど、あんまりそういうところを極めるとパパが子供をだしにムッとするし、まあ一般受けしそうで、何より快晴の今日にふさわしいところを選んでみた。

 よませ温泉遠見の湯
 馬曲温泉ほどでは無いけれど、絶景露天風呂で知られている。
 やっぱり北志賀周辺だけあって、スキーの帰りに寄る日帰り温泉のイメージが強いが、そうであればなおさら、混雑が分かり切っているスキーシーズン以外の時に入ってみたかった。
 まあとにかく泊まった木島平温泉観光ホテルが非温泉だっただけに、天然温泉ならどこでもいいやという気になっていたのも確かである。

 しかし昨夜相談したとき、パパはあまりいい顔をしなかった。
 「また竜王方面?」
 昨日の竜王ロープウェイの印象がいたく悪かったらしい。
 「いいじゃん、竜王経由で信州中野に出て帰ればいいんでしょ?」
 「・・・まあいいか」
 私は何とか納得させた。


白い外観のホテルセラン



 で、その、よませ温泉遠見の湯だが、パパがこの辺だろうという403号線が大きくカーブしている所に来ても、それらしいものが見つからなかった。
 もう一度地図を見る。
 カーブの下じゃなくてカーブの上っぽいよ。
 近道に狭い急坂を昇ると、遠見の湯と日新乃湯の看板を見つけた。
 今朝同様、やっぱり看板はみんながやってくるとおぼしき方向向きにしか設置されていなかった。
 どうせね。

 ガイドブックには、遠見の湯(ホテルセラン)のように記載されていたので、遠見の湯というのはホテルの立ち寄り湯なのかという心配があった。
 別に心配じゃないのだが、純粋な日帰り専門温泉と比較すると、やはり立ち寄りをお願いするのが億劫なのだと思う。
 でも出かけてみると、遠見の湯はホテルセランの敷地内にある一種独立した日帰り温泉だった。
 だから運営はホテルセランだとしても、立ち寄りするのに気兼ねはいらない雰囲気。
 これでパパの心証がちょっとよくなったみたい。


遠見の湯は完全にホテルセランとは独立していた


遠見の湯の駐車場から・・・
露天風呂からもきっとこんな景色が見えるに違いない




2-9遠見の湯の露天風呂とその景色へ続く


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