◇◆秋の北志賀小旅行◆◇
これらの話は聞いておいて本当に良かった。
なぜならこの先、宿に至るまで食事のできそうな店は無かったからだ。
いやいや店が無い訳じゃない。
あちこちに食事だとか軽食だとか書かれた札を下げたペンションのような建物はあるのだが、どこも冬か、せめて週末にならないと開ける気がないのか、完全に閉まっていた。
ホントにもう~。北志賀周辺のこの辺りは冬季以外はやる気がなさすぎ。
近所まで来てから結構道に迷って、ようやく辿り着いた木島平温泉観光ホテル。
名前からして昭和の響き。
あまり洒落たところは期待していなかったが、外観はだいたい予想通りだった。
少し古そうだけど、貫禄が出るほどには古くない。
何よりがっかりしたのは・・・
外壁に書かれた「活性石温泉」の文字。
いや、活性石だの光明石だのという花崗岩を入れただけの水道水が、平然と温泉と名乗ることを厚生労働省は認可しているようだが、私は嬉しくないぞ。
せっかく当たってタダで泊めてもらおうというのだから文句を言っちゃあいけないのだが、活性石入れただけのお風呂があるだけで、宿名に堂々と「温泉ホテル」とかってつけるのはどうかと。
とりあえず車を停めて外の出ると、すぐに女将さんが出てきて2階で受付しますからと教えてくれた。
そう、何故かここ、1階にも2階にもロビーがあるのよね。
どうやって使い分けているのかしらん。
階段は赤絨毯で、シャンデリアと服を着た熊の剥製がお出迎え。
ロビーの前のスペースに古いデスクトップパソコンが何台も並んでいるのが目を引いた。
ちなみに後でちょっと立ち上げてみたらwindows2000だった。
上段左 木島平温泉観光ホテル入り口、右 2階へ続く赤い階段、下段左 何故かトレーニングルーム(有料)、右 何故かパソコンルーム