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キッザニア X キッザニア キッザニア甲子園体験レポート 行ってきました次の日も

*08*



レナが食事を終えて2回目の阪神電車に並ぶのと前後して、カナの印刷工房も仕事が終わった。

レナが壁画をやったと聞くと、自分もお絵かきしたくなっちゃったな〜と言って、壁画パビリオンに向かったが、残念ながらタイミングが悪く、まだその回が始まって間もないようだ。
比較的空いている壁画で待つのは勿体ない。

「じゃ、他にお絵かき(塗り絵)ができるところって言うと・・・」

2階のデザイン教室へやってきた。

ここは、ガラスペイントとシール作りの二種類の体験が可能で、キッザニア東京には無いガラスペイントは、昨日レナが体験済みだ。

ちなみに壁画パビリオンの壁画とデザイン教室のガラスペイントの違いは、
・壁画パビリオン
お仕事扱いなのでキッゾを貰う
不透明な壁の絵に色を塗る
・デザイン教室のガラスペイント
体験扱いなのでキッゾを払う
透明なガラスの壁に色を塗るので表からも裏からも見えるのが楽しい
壁画以上に空いていて面倒見が良い
こんなところかな。
お給料が頂ける分、壁画パビリオンの方がお得だが、小さいお子さんの場合、デザイン教室のガラスペイントの方が面白く、ゆっくり楽しめるかもしれない。
使い分けてね。




デザイン教室に来て、カナはシールの絵柄が東京と違うと言って、中に入っていった

カナはシール作りを体験することにしたようだ。



自由に選べるキャスケットの色は黄色を選んでいた。

シール作りなんてキッザニア東京でも体験できるじゃんと私は思ったが、カナはこのときがらがらのデザイン教室で、スーパーバイザーにマンツーマンで指導してもらったのが嬉しかったようだ。

キッザニアのパビリオンは2〜8人ぐらいが定員のものが多いが、どうしてもスーパーバイザーは小さいお子さんに掛かりきりになるので小学校高学年辺りになると、簡単な説明だけであまり世話を焼いてもらえないことも多い。

それはそれで勉強になるのだが、こうして一対一で指導してもらえる時はやはり非常に丁寧に見てもらえるので、子供にとっては印象に残る。
後から考えても、少人数で指導してもらえたパビリオンがお気に入りになっていることが多い。




その頃、レナは阪神電車パビリオンで、もう前の回のお客さんに入っていた。
阪神電車は一回の体験時間が40分だが、前の回のお仕事本番中、電車のお客さん役ができる。

30分の待ちと言われたけれど、5分程度でお客さんに入っているので、この回の電車の待ち時間は正味5分ということになった。
悪くないんでない?




カナはビータの絵に色を塗ってシールを作ることにした。
シールが完成したら、スーパーバイザーが良かったら一枚交換してくださいと言ってくれて、カナはスーパーバイザーが作ったバッチェ(絵もコピー塗り絵じゃなくて自筆だった)と交換してもらった。これがまた嬉しかったみたい。

カナの作品。
いつもは背景に花咲く野原を描くことが多いので、今回はあえて違うのを描いてみたとのこと。
貝殻の落ちている砂浜だそうだ。




カナの作業中に調査にやってきた証券マン。昨日、カナも証券会社のお仕事でデザイン教室に調査に来たっけ。

正面に見える階段を上ると右にお菓子工場、左にボトリング工場。
階段の下はビューティーサロン。そして右の方に商店街入り口が見えている。



11時40分にデザイン教室を終えたカナは、またあてもなく歩き始めた。

証券会社の隣のモデルハウスが目についた。
ここはさっきレナに勧めたが却下されたパビリオンだ。
でもカナはこことスポンサーが共通のキッザニア東京のインテリアプランナーが気に入っているはず。
意外とやりたがるかも。

中ではもう3人ほどの子供がユニフォームを着用して説明を聞こうとしているところだ。
定員には満たないので、アピールしてみる価値はある。

結果・・・いいですよと招き入れてもらった。

カナの次の仕事はモデルハウスの大工となった。



レナは20分近く電車のお客さんをやっていたと思う。

カナがモデルハウスに入ったのを見届けて阪神電車に戻ると、ようやくさっきと同じユニフォームを身に付けてパビリオンの中に入るところだった。



さあ、これからが問題のグループ分けだ。

8人の定員のうち、4人が運転士に、残る4人が車掌になる。

さっきの様子を見ていても、子供たちには運転士が人気だ。

果たしてレナは運転士の仕事を勝ち取ることができるのであろうか!?



全員が運転士を希望したら確率は1/2。

でもさっきの様子でも、カナのように少しは自主的に車掌を希望する子供もいるだろうし、偏った場合はじゃんけんの前にスーパーバイザーが誰か車掌をやってくれませんかと説得に回るはず。

これで車掌が全員揃えば良いが、たとえ全員は揃わなくても何人かは揃えば確率は1/2よりはぐんと上がる。

後はレナがプレッシャーに負けて、誰もやらないなら車掌をやりますと折れてしまわないことを祈るだけだ。

スーパーバイザーが子供たちと話をしている。

あれ?三人ほどの子供が無条件で運転士の方に振り分けられた。
えっ、? なんでなんで? 何があったの?

レナともう一人の子が最後まで話し合っている。
どうやら既に三人は車掌をしても良い(あるいは車掌をしたい)と言って決まったようだが、さっきと同じで最後の一人だけが決まっていないようだ。

結局確率1/2なの〜!?

レナとその子は意を決してジャンケンに踏み切った。

じゃんけんぽーん。

その子はグーで、レナはパーだった。

後からレナに聞いた話。
メンバーのうち、3人は文字が読めない年齢だったので自動的に運転士の仕事が割り当てられたそうだ。
車掌は駅名を台本で読まなくてはならないからね。

しかしこうなると、その回のメンバーに寄るけれど、高年齢の子が運転士ができる確率というのは小さい子より低くなるかもしれない。


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