キッザニア X キッザニア 2周年記念キッザニア

*03*



予想通り、警察官のリーダーはちび姫ちゃんに決まったみたいだ。

カナがトランシーバーを持つトーキーポーキー。
レナが保冷袋のようなものを持つ鑑識。

打ち合わせが終わると、いったん外に出て整列。
敬礼っ。
ここが撮影ポイントの一つだよな。

そして六人の警察官は建設現場横の階段を上り、2階へ向かった。





カナたちは幼稚園に聞き込みに行った。
もう一組はウルバノハウス。

ストーリーの流れは、幼稚園バージョンも以前やったウルバノハウスと同じだったようだが、その後、警察署に戻って指紋照合した結果、犯人は前回とは違ったようだ。

前回は女の人だったけど、今回はキャップを被った小太りの男の人だったって。

よーし、これでキッザニア東京の街の平和は守られたぞ。
諸君、よくやった。






警察署に戻って

お菓子工場やボトリング工場の混雑ぶり



マンガ家体験できる出版社のボード。

入稿の所に「ワンピース」「チョコミミ」「〆切厳守」はいつも書いてあるけど、校了の所の「キッザニア東京増刊」は前からあったっけ?
カラー16Pって・・・カラーじゃないじゃん(と、ツッコミ)

ちなみに今日の出版社の定員は10名。




裁判所へ向かうちび姫ちゃん。
警察署と裁判所(と刑務所)は同じ建物の中にある。
警察官の体験が終わったのは4時40分。
あちゃ〜、たっぷりまるまる40分掛かったか。
こりゃ、次の仕事を探すのは難儀しそう。

キッザニアの体験は30分前後のところが多いので、開園後40分というのは、もうほとんどのお仕事は次の回が始まってしまっていてタイミングが悪いのだ。

そこで私はカーディーラーを薦めてみた。
なぜならカーディーラーはもうじき無くなってしまうから。
2周年記念でいくつかのパビリオンがリニューアルすることが決まっているが、ほとんどはメニューの変更程度で消えてしまうというわけではない。
そんな中、このカーディーラーは完全に無くなって、別の仕事に変わってしまうことが決定しているのだ。

おまけにレナはカーディーラーの仕事をとても気に入っていたし。

「判った、カーディーラーやる」とレナ。
しかしカナはあまりいい顔をしない。

でも迷っているくらいならやっちゃいなよ。
だってもうじき後悔してもできなくなっちゃうんだから。

迷っているカナと比較して、ちび姫ちゃんはあっさりしたもの。
「私、カーディーラーはやらない。裁判所やってみる」

さっき警察署を待っている間、隣の裁判所を気にしていたちび姫ちゃん。
さっさと一人で裁判所に向かってしまった。
しかも裁判所はちょうど初回が警察署と同時に終わったようで、彼女は待ち時間ゼロで次に駒を進めることができた。



カーディーラーのあるカーエリアは、カーディーラーの他に、ガソリンスタンド、カーライフサポートセンター(車のメンテナンス)、運転免許試験場、レンタカーの受付を行っている。

つまり、2階の病院と並んで、そもそも自分の希望の仕事に並ぶ前に、自分の希望を聞いてもらうために一列に並ばなくてはならなくて、非常に効率の悪いところなのだ。

人気のガソリンスタンドや運転免許試験場はどうせその後も並ぶから、別にここで並んでも損した気はしないが、奥に誰も並んでいないのが見て取れるようなカーディーラーやカーライフサポートセンターをやりたい場合、ガソリンスタンドなどを希望する子供たちの後ろに延々と続いて、受付をしてもらうまでの時間が勿体なくて泣きたくなる。

そんなところで躓いている間に、カーディーラーやカーライフサポートセンターなど前の回が定員割れのまま始まってしまい、くだらなくもさらに30分とか待つことになるのもざらだ。

その列をようやくクリアして、二人がカーディーラーの待ち時間を聞くと・・・

「30分待ちだって」
うっそ〜。
いやいやカーディーラーが人気が無いからとかそういうのではなく、もう前の回は始まっていて、次の回は誰も並んでいないみたい。
カーディーラーは20〜30分の体験時間となっているけれど、以前は15〜20分と書かれていただけあって、そんなに長くは掛からないはず。

といっても日頃不人気のカーディーラーをこの時点で30分待つのはやめにしたい。
聞くための時間を無駄にしたことを嘆きながら、私たちはカーエリアを離れた。

右が消防署で左がカーエリア




キッザニア東京のエコキャップボックスは中央広場のゴミ箱近くに設置されているよ
さて、キッザニアに関していろいろ情報を下さるMAKOさんのお子さんが学校でペットボトルの蓋を沢山集めてキッザニアのエコキャップボックスに入れた話は知る人ぞ知るとても良いお話なのだが、それを話したわけでもないのにレナも家族にペットボトルの蓋を集めて入れるよう、家にペットボトルボックスを作った。

そしてそれをこのところキッザニアに行く度にキッザニアのエコキャップボックスに入れてくるのだ。

このボックスに入れたキャップは、途上国の子供たちのポリオワクチンにかわる。

そして何とレナの運動がさらに広がって、パパが会社で自分の飲んだペットボトルの蓋を持ち帰るようになると、パパの会社にもペットボトルキャップのボックスができた(パパの運動を見て、職場の人が設置してくれたらしい)。

これはエコだね。
エコは波紋のように広がるといいね。
自分だけでなく、周りの人にも協力してもらえるとどんどん大きな力になるね。

・・・で、レナ、集めたキャップをわざわざキッザニア東京まで運ばなくても、近所のスーパーマーケットの入り口にもエコキャップボックスがあるよ。

・・・え? それは言わない約束だって?



とにかく警察署を終えた後、カーディーラーもできず、うろうろとしていたカナとレナ。
こんなときは私も、ペットボトルのキャップ入れは後にしたらと言いそうになる(いや、実際に言った)。

今日のプランについても説明しておこう。
プランというほどでもないが、とにかくステージマジックだけはやりたかった。

カナの未体験のお仕事は、身長制限のビルメンテナンス・ビルクライミングをのぞきガソリンスタンドのみ。
レナの未体験のお仕事は身長制限の・・・以下略、ステージマジックのみ。

前回も前々回もステージマジックにトライしようとしたのだが、マジックスタジオの受付の中でも、劇場で公開するステージマジックは1回のみ。
時間が決まっていて、それが5時15分募集。

これって微妙なのよね。
開園4時と同時に体験時間短めのものなど、とんとんと要領よく二つこなすのでなければ、1つやった後で直ぐにマジックスタジオに並ばなくてはならない。
そうでないと、だいたい間に合わないのだ。
実際過去2回、狙って間に合わなかった。

で、今回はもう初回の警察署で時間が掛かった。
ステージマジックの募集まであと30分程度しか無い。

「ステージマジックの前にやれるとしたら、待ち時間ゼロ、体験時間10〜15分ぐらいのものしかない」
「そういうの、何かあるの?」とカナ。
「・・・無い」
仕方ない。ここで入れられるとしたら、せいぜいがデパートか銀行ぐらい・・・。



というわけでデパートに来た。
最近キッザニアデパートでのショッピングにはまっている二人。

私としてはこんな時間にデパートなどでゆっくりする暇は無いと思っているのだが、他に行くところも無いのでは仕方がない。

キッザニアデパートの商品は結構変わる。
目玉のスーパーレインボーECO鉛筆の他は、前にカナが可愛いと言ってレナに買ってあげた60キッゾのイルカの親子のストラップなど、もう無くなっていた。

カナの目が輝いた。
ほしい品物を見つけたのだ。

「手品のセット。ほしい!!」
ちょうどマジックスタジオで体験できるような小物が入っているようだ。
安いのもあったけど、カナとレナがほしがったのは200キッゾのセットだったらしい。
「お金が足りない。おろさなきゃ」
しかし銀行をのぞくと大混雑。
無理だ。
よーし、そうだ、ATMにしよう!!


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