キッザニア X キッザニア 匠フェアで和紙職人

*03*



「実は・・・」
スーパーバイザーの話によると、さっきも説明したように冷凍食品はチャーハンとピラフとあって、カナとレナはピラフを選んだのだが、なんとスーパーバイザーの方でご飯を入れ間違えてしまったのだそうだ。

つまり、カナとレナの分はピラフじゃなくてチャーハンができてしまった。

「もう一度作り直してもらいますが、いいですか?」
え〜〜〜っ。

私にしてみると、ピラフでもチャーハンでもいいから時間通りに終わらせてほしい。
ただでさえ食品開発センターは35分と長めなのだ。
今なら和紙工房も空いているのに。

「どっちでもいいってワケにはいかないんですか?」
「作るからには完璧なものを作っていただきたいので」

後からカナとレナに聞いたら、本人がチャーハンじゃ嫌だと言ったわけではなく、スーパーバイザーの方で作り直しを決めたのだそうだ。
またピラフとチャーハンはご飯の色が違うので、スノードライを入れて振り終わった後に開けてみて、間違っていることが判明したのだそうだ。





再びスノードライを入れて袋を振りまくる二人。

そうしている間にも、一緒に体験した他の子たちは温め終わった冷凍食品を手に出ていってしまう。
あんまりだ〜。

まあ子供たちがちょっとぼやいただけで、それなりに楽しそうだったからいいか。

とばっちりを食ったのは娘たちだけでなく、次の回に並んでいる子供たちも。
予定通りに2回目が始まらず、まだまだ待たされている。



ようやく子供たちが二回目を作り終えて出てきたのは4時42分ほど。

まさか食品開発センターでたっぷり40分以上かかってしまうとはヤラレタ。

しかも給料の上乗せも何も無し(当たり前か?)。
がーん。

とりあえず和紙工房へ行ってみるが、もう外の三つの椅子は埋まっていて、さらに一人待とうとしている。
今並ぶのは得策じゃないなぁ。

そこで和紙工房のすぐ隣、和紙工房に並んでいる子供たちの様子がよく見えるテーブル席に陣取って、子供たちに作ってきたばかりのピラフを食べさせた。



二人がのんびりピラフを食べている間に、和紙工房の外の椅子に並んでいた三人は、順番が来て中に入っていった。

さっきから待っていた子が一人座り、あと二つ、椅子が空いている。
時間は4時50分。



二人が和紙工房を担当しているスーパーバイザーに時間を聞きに行くと、待ち時間は30分と言われた。
カナは並ぶ決意をした。
レナも一緒に。
二人は今日は離れるつもりは無いようだ。

和紙工房に並ぶと、スーパーバイザーが腕につけてあったセキュリティバンドを足に付け替えてくれた。

セキュリティバンドは水にぬれても大丈夫だが、この仕事をするとべたべたになってしまうかもしれないということで、足につける。
終わった後は、また腕に付け替えてくれる。

ちなみにこのセキュリティバンド、大人や子供は腕につけているが、ベビーカーに乗っている赤ちゃんなどはよく足につけているね。




期間限定和紙工房にはカメラマン(子供)が撮影に来る

期間限定和紙工房には新聞社の新聞記者も取材に来る



二階の橋から見下ろして・・・。

和紙工房に並んでいるカナとレナが見える。




今日も理容店は大盛況。外人さんのグループが入って、スーパーバイザーも二人がかり。

一方こちらはジューススタンド。とっても小さい子たちが並んで体験中。ミキサーにトングが届くかな?



一回りして和紙工房の前に戻ったら、もう外の椅子はもぬけの空。
5時前にはパビリオンの中に移ったみたい。
よしよし、予想より早く体験できそうだぞ。
何しろさっき、食品開発センターではずいぶん長引いちゃったから。

中の椅子にはテーブルもあって、紙風船とまるでレースのような綺麗な手すき和紙が何枚も見本として置いてあった。

すごぉい、こんな素敵なのが作れるの?
(いやいや、子供たちが作るのは普通の和紙でした)

ここでまず小さな紙に名前を書くよう言われる(下の右の画像)。
この小さな紙は後で制作した和紙に織り込むのだ。

カナとレナともう一人の子、そして私。
始めのうちはそこに置いてあった紙風船で遊んだりしていたが、だんだん飽きてきた。

・・・中の椅子に移ってからが長い。長すぎる。
今までの回転率を見る限り、何でこんなにここで待たされるのか判らない。

いつまで待っていればいいのかな?




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