キッザニア X キッザニア 夏の終わりのキッザニア

*05*



レナはずんだときなこのおはぎを作っている最中だった。

後日、家で枝豆を食べるとき、これをすりつぶすと「ずんだ」になるんだよと言ってパパを驚かせていた。



5時55分に完成して出てくる。
並ぶときはむすっとしていたが、終わってみるととても楽しかったようで満面の笑みだった。
画像右がずんだあんのカエルで、左がきなこのウサギ。
なんか本人と違っておはぎたちは悩みの深そうな顔しているぞ(笑)。

とりあえず「すぐに食べたい」と言うレナに、カナにも見せてこようと言って、料理スタジオから近い科学研究所に連れていった。

すると・・・当然のなりゆきのように、レナも姉のカナと一緒に科学研究所に並ぶことになった。
ちょうどあと一人だけ定員に空きがあったのだ。

じゃあこのおはぎは、二人が研究員を終えてから仲良く食べようね・・・と、ケースの蓋を開けたら、
「ママ、駄目じゃん、カエルの目が取れちゃったよ」
レナが持たせたくせに、持っていた私のせいですかい?



科学研究所でもイングリッシュプロジェクト実施中。
イングリッシュプロジェクトというのは、待ち時間を利用して英語に親しんでもらおうという計画。

まあ、長い待ち時間を退屈せずに過ごせるならいいかもしれないと思っている。



6時4分、二人は科学研究所パビリオンに入っていった。

その間に私は早めの夕食。
デリカテッセンでライスロールを購入してテレビ局前のテーブル席で食べた。
もちろん座席はまったく空いていなくて、もちろん私は食べ残しを置いて席取りしている座席を勝手に使わせてもらった。
荷物の場所取りは禁止だよ。
ゴミはちゃんと片づけようね。






さてこの時間帯、意外な穴場時間だった。
カナたちが待っていた科学研究所にいつの間にか定員以上の人数が並んでいるのに対し、逆に隣の人気パビリオン パン工場が定員未満。

一方こちらは空港前。混んでいるときはめちゃめちゃ混んでいるキャビンアテンダントが一人だけ・・・。
こういうときに巧く入ると、トータルでの待ち時間が少なくなるのよね。



科学研究所は菌のシャーレをひとつ選び、それを顕微鏡で観察してレポートを書き、発表する。

良い菌はヤクルト菌(L-シロタ株)のみ。
あとは食中毒系だ。
私はこれは絶対スポンサー(ヤクルト)の陰謀だと思っている。

前回ばっちりヤクルト菌を引き当てたカナも、今回は悪玉のカンピロバクター菌担当。
白衣姿、さまになってるぞ〜。



一方レナは相変わらず善玉菌とは縁が無く、前回のサルモネラに続き、今回は黄色ブドウ球菌を引き当てていた。



ストローを刺してもらったヤクルトで乾杯して、二人が科学研究所を出てきたのは6時29分。

レナの作ったおはぎを食べてもらおうと、私は二人を劇場へいざなった。

とにかく混んでいる日はテーブル席が空いていないので、そういうときは劇場だ。
ステージマジックや演劇の行われるキッザニアの劇場メトロポリタンシアターは、飲食可能。
席がないときはココに限る。

ちょうどステージでは2度目のファッションショーが行われていた。



おはぎの蓋を開けたら・・・
「やっぱり目が取れてる〜」とレナ。
「さっきくっつけたよ」
「でも取れてる」
持ち歩いているうちに、またカエルの目が取れてしまったのだ。
慌ててくっつける。
取れやすいなぁ、もうっ。

カナはウサギ、レナはカエルを食べた。
前にカナが作ったときに逆だったということで。

小腹を満たしたところで次はどこへ行こうか?


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