キッザニア X キッザニア キッザニアのキャンドルナイト

*08*



カナには後でよく反省させた。
どんな理由があろうとも、みんなに迷惑を掛けてはいけない。
後でレナに楽しかった仕事を聞いてみたが、キャンドル職人は入っていなかった。
理由を聞くと、隣にいたカナが楽しそうじゃなかったから・・と。
他の子たちだって同じ思いだったかもしれないよ。

画像は後日、家で完成させたキャンドル。
左がカナの作品で、右がレナの作品(レナもカナのシートを使って更に手を入れた)。

カナは流れ星を型どり、レナはマダラ模様を作っている。
画像にマウスを置くと、裏側も見られるよ。
流れ星の裏には太陽が。カナが言うには、太陽と流れ星は一緒には見られないから裏と表なんだって。

ポイントは、二色ではなく他の人とシートの一部を交換したりしてカラフルに作ることと、重ね張りを使うこと。
そして、手でちぎるだけでは綺麗にできないので、蝋を粘土のようにまるめて、形を整えるといいみたい。



8時12分に二人は携帯電話を返却した。

返却時間のタイムリミットは8時半と言われていたから、間に合って良かった。
もちろん親兄弟ではなく、本人が返しに行かなくてはならない。

返却が終わったら速攻で2階へ。

このときちらりと見たトラベルセンターが既に募集終了していたので、かなり焦った。
トラベルセンターも穴場で、ここが終了しているということは、他も推して知るべし。



まずはビジネススクールだ。

室内にいる子供たちはそろそろ終わりそうだ。
3人ぐらいがもうドアの横に並んでいる。
「カナ、ビジネススクール、入れそうだよ」
カナの顔がぱあっと明るくなった。

カナを並ばせてからレナをスポーツクラブに連れていった。
スポーツクラブはビジネススクールのすぐ向かいだ。
いろいろなプログラムのあるスポーツクラブの最終の回はスポーツビクス。
もちろんレナは未体験。

でも8時40分に始まるはずのスポーツクラブは8時18分現在かなり混雑していた。
12人定員の所、あっと言う間に10人並んだ。
あと二人やってくる。
でも迷っているみたい。
その後ろにもう一人並んだ。
先に並んだ二人にスーパーバイザーが「最後の体験になります」と説明している。
「他へ行くこともできますが、もう他のお仕事は見つからないかもしれません。もしかしたらキッゾを払う体験の所は、まだ入れる可能性がありますが・・・」
二人の子は並ぶことを決意した。
その後ろの子は入れなかった。

カナの並んだビジネススクールも、すぐにスーパーバイザーが出てきて数を数えて札を配った。
並んでいた人数は5人。
定員は6人。

スーパーバイザーが中に戻っていった後、メガネの女の子が通りかかった。
入れるのかなぁという感じで、パビリオンの中をちらちらと見て、でも駄目かもと諦めて立ち去ろうとした。

カナがその子の肩を叩く。
「あと一人、入れるよ」
その子は嬉しそうに一番後ろに並んだ。
その子が並んで直ぐに、ドアが開き、前の回の子供たちがぞろぞろと出てきた。



8時20分現在、ぐるりと回ってみて募集が終了していないパビリオンは見あたらない。
あの理容店すら既に募集終了札が出ていた。
理容店のスーパーバイザーはゴンベさん。
今日はお話しできなかったな。

のぞいたら、理容店の中にけんとくん見っけ。

人気のパビリオンが8時過ぎに募集終了するのはいつものことだけれど、8時20分の時点でスポーツクラブや理容店が終了しているというのは珍しい。

さすが限定イベントの日。
ベテランリピーターが多くて、穴場が穴場でなくなっている。

中央広場のバス停付近で、じゅじゅはるさんにお会いした。
じゅじゅはるさんのお子さんもセレモニーに参加していたが、流石にあの時点でちゃんと最後のお仕事を見つけている。
お子さんは額縁屋と観光バスのお客に並んでいるそうだ。
ちなみに後ではるかママさんにお会いしたが、やはりセレモニーに参加したはるかちゃんはパレードダンサーに入ったそうだ。

セレモニー終了時間が結構微妙だったが、全員最後のお仕事をしっかり見つけているあたり、やっぱりベテランぞろいだという印象だ。

意見を言うために手を挙げるカナ



なお、この時間帯にちび姫ちゃんはテレビ局の最後の一人に滑りこんだらしい。
今日一日中何度もトライしたテレビ局、やっと入れて良かったね。
ただ、希望したカメラマンはできなかったみたい。キャスターを勤めたそうだ。

カナが調査のために出てきた。
ビジネススクールは、まずデパートに商品調査に行き、それから売れるエコ文房具を考える会議をする。

カナ、本当に嬉しそう。
キャンドル職人もその笑顔でやってくれたら良かったのに。



カナたち調査チームはなかなか戻ってこない。
それで私はようやく週末のビジネススクールがいつも閉園30分前でなく、40分とか50分前に勿体なくも募集終了してしまうわけが判ったような気がした。

調査チームはデパートに行くが、閉園を控えたデパートは満員電車のように混雑している。

調査チームの子供たちは、「買い物客が優先」と言われていたのだが、まさか最後尾についてのろのろと進むわけにもいかない。
みんな列の隙間から、ごめんなさいと言うように前へ前へ進んでいた。
もちろん中に入ってからも、文房具の種類や値段を調べるのは一苦労だっただろう。

なおデパートは先月から閉園15分前ではなく、閉園ぎりぎりまでオープンしているようになった。



レナのスポーツクラブも始まった。

スポーツビクスはお子さま向けのエアロビクス?

ドジョウすくいのようなポーズを取ったりジャンプしたり。
「沢山動いて、ぐっすり眠って、明日寝坊しないようにして下さいね」と言われたそうな。

ユニフォームが大きすぎてぶかぶかの子供は、背中のところでしばってずり落ちないようにしてある。





ビジネススクールの調査チームもいつの間にか戻っていた。

レナの時は一人での体験だったので彼女の提案がそのまま通ったが、今回のカナは6人での体験だから、みんなの意見をまとめることになる。

カナは前から四つ葉の型抜きメモ帳かノート。ぶらさげられるようにキーホルダー付きを考えていた(キーホルダーは文房具でないので基本的に認められないが、彼女はこれはメモ帳がメインだからと言っていた。その意見は通らなかったようだが)。

みんなの意見で今回の提案はノートに決まった。
ノートの原価は90キッゾなので、売値は150キッゾと決まる。
(個人的には複数回来ないと貯められない値段は、来ただけの子は買えて、お仕事しただけの子は買えないので反対だが)。
名称はキッザニア・オリジナル・エコノート。

形はカナのアイデアの四つ葉型と、他の子のアイデアのキャラクター型と二つの案が出たが、これは今回は決定はしなかった。
前の頁にクイズを、後ろの頁に答えを入れようという面白い案もあった。



いつの間にかパレードも終わっていて、辺りは閑散としてきた。

レナのスポーツクラブは9時2分に終わり、カナのビジネススクールは大幅に閉園時間をオーバーして、9時13分に終わった。

でもまだテレビ局の前に人だかり。
お仕事は終わったけど、最後にもう一度テレビ局前のスクリーンで本番を映すんだって。
特にお仕事をした本人たちは映像では見ていないので、これを最後まで見たいということらしい。

私たちも合流して、ちび姫ちゃんのアナウンサー姿を見させてもらった。



テレビ局の本番も見終わって、出口に向かったのは9時20分。
けんとママさんがいらしたので一緒に退場した。

出口を出るとはるかママさんがいた。
はるかちゃんと一緒に記念撮影。
こら、ちゃんとカメラ目線でお願い。



今日はキャンドル職人に時間を取られて子供たちに夕食を食べさせる暇が無かった。

いつもなら速攻で帰るところ、明日は日曜日だから遅くなってもいいかと諦め、昼食を食べたフードサーカスにもう一度入った。
yuko_nekoさんたちはパパが迎えに来るからと先に帰ってしまった。

窓際の席で夜景を見ながらゆっくりお食事。

と、突然窓の外が明るくなった。

港のイルミネーションが一斉についたのだ。

今日は夏至。
キャンドルナイトはキッザニア東京だけではない。
レインボーブリッジや豊洲の灯りもまた、イルミネーションを消していたのだ。
キャンドルナイトイベントは10時まで。
10時からはまた、いつもの夜が始まる。

電気を消して、スローな夜を。
全然スローじゃない夜に乾杯。

フードコートの窓から。
マウスを画像に置くと、電気がつきます。



最後の画像はレアカードの「キャンドル職人」と、レアレアカードの「うさぎ当番」

えっ、うさぎ当番のカードは何をしたら手に入るって?
もう手に入らないよ(笑)。

これは春休みに学校のうさぎ当番に行くのを嫌がったレナに、がんばれと姉が特別に作ってあげたもの。


そしてゆっくり夕食なんて食べていたので今回帰るのはすっかり遅くなってしまった。

急いで有楽町線豊洲駅に向かえば、見覚えのある人に追い越される。

きゃ〜っ あれって、理容店スーパーバイザーのゴンベさんじゃない。
私服姿、かっこいーい。

ホームで会釈したら、ゴンベさんと隣にいらした(たぶん)スーパーバイザーさん、私に「ブログ、見てますよ〜」と一言。

ぎゃー、うっそ〜。
悪いことはできな〜い(してないけど)。

青ざめたところで、今回のレポートはおひらき!!


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