キッザニア X キッザニア 平日がらがらキッザニア

*06*



キッザニア東京で運転免許を取る
運転免許を取得するには、名前と生年月日を用紙に書かなくてはならない。
ビジネススクールの終了時間は6時35分だった。
とにかく一人きりでの体験なので、スーパーバイザーもあれこれ丁寧に世話を焼いてくれる。
お仕事カードにも名前とコメントだけでなく、猫の顔とか双葉マークまでカラーで入れてくれた。
レナは大喜び。

タイミングもばっちりだ。
出てきたレナをそのまま街時計に誘導する。

街時計にも誰もいなかった。
スーパーバイザーはレナが来ると嬉しそうな顔をした。
6時40分。
レナはまた、一人きりで街時計のパビリオンに入っていった。

カナのトラベルセンターは6時46分に終わった。
トラベルセンターもカナのお仕事カードにビーチの絵を描いてくれた。

やっていないところならどこでもいいと言うカナをカーエリアに連れていく。
食べ物関係とカーエリアを制覇したレナと違って、カナはこの二つがウィークポイントだ。

「運転免許証でも取ってみれば」
「うん」
10分か15分程度の待ちと聞いて、カナは運転免許試験場に並ぶ。



さてさて、街時計のレナは至れり尽くせりだ。
レナ一人にスーパーバイザーが二人付いているのだから、もう何をするのでも二人がかり。
丁寧を通り越している。

通常定員8名を着つけ、ダンスを教えるところ、レナ一人を着せて教えればいいので時間は余りまくり。ダンスの練習も三回も繰り返したそうだし、私がドアのガラス越しに見ていると、お母さんの前でポーズとっておいでと送り出してくれる。
キッザニア東京の街時計



キッザニア東京の街時計 いやぁもう、がらがらキッザニア、やりたい放題のレナ。

あっ、そうこうしているうちに時間になったみたい。
二人のスーパーバイザーとレナが左手のドアの方に歩いていったので、私も慌てて隣のペアレンツ・ラウンジへ向かった。



レナは一発鐘を鳴らしていったん引っ込み、それから二人のスーパーバイザーに挟まれるようにして、Lの字型のポーズを取りながらスキップして出てきた。

おお、本当に一人きりだね。
主役みたいじゃん。
キッザニア東京の街時計本番



キッザニア東京の街時計本番 キッザニア東京の街時計アップ



パフォーマンス終了後の、プロカメラマンの撮影も手取り足取り。
8人分の撮影用に取ってある時間がレナのためだけに使えるから。

何回も取り直した後、またまたレナに私の方を向いてポーズを取るよう言ってくれた。

美味しいなぁ、一人きりの街時計。
キッザニア東京の街時計写真撮影



キッザニア東京の運転免許試験場 さぁて、左の画像のここはどこでしょう。

マウスを画像の上に置くと、ズームアウトします。







はい、そうですね。
正解は運転免許試験場でした。

ここも保護者から見えないパビリオンの一つ。



カナはまだ運転免許試験場から出てこないので、街時計を終えたレナの次の仕事を探すことにした。

三度目の病院にトライする。

レナはまず救急救命を指さした。
またもや聞き飽きた「メンバーが揃わないので始められない」という言葉が出るかと思いきや、「さっきメンバーが揃って始まったばかりなので」という無情な言葉。

がっくりしたレナに「赤ちゃんのお世話も聞いてみれば」と言うと、ラッキー、赤ちゃんのお世話は10分待ちだった。
キッザニア東京の赤ちゃんのお世話



キッザニア東京の大通り 7時31分にカナは免許を取り終えて出てきた。
そのほんの1分前まで、同じカーエリアのガソリンスタンドは次回定員いっぱいまで並んでいたけど、カーライフサポートセンターは誰も並んでいなくて、誰も体験していなかった。

カナが免許を取り終えて出てきたら、私はこれを勧めてみようと思っていた。

ジューススタンドやトラベルセンターのように、カナが入った時点で即スタートなら一番効率がいいから。

ところがカナたちが出てくる1分前に、一人の男の子がやってきて、ガソリンスタンドを志望した。
スーパーバイザーがガソリンスタンドは次の回まで埋まっているけどカーライフサポートセンターなら今直ぐ始められると教えて、それを聞いた男の子は後ろにいる自分のお母さんを振り返った。
お母さんは待たずにできるお仕事を希望した。
そこでその男の子が入って一人きりでカーライフサポートセンターの仕事は始まって、その直後に運転免許を取った子どもたちがぞろぞろと出てきた。

私はカナを呼んだ。
カナは私が手を振っているのは見えたけど、私が何を言っているのかは聞こえなかったらしい。
何度も「えっ?」と大声を出して耳をそばだてた。

私はまた呼んだ。

カナはとても怒った顔で出てきた。
「もう、免許を取ったらすぐにレンタカーに乗るって係りの人に言っちゃったんだよ」
カナは私と話すためにカーエリアの出入り口まで出てきてしまったため、もう今更レンタカー乗り場に戻っても、一緒に免許を取った大勢の子供たちの一番後ろに並ばざるを得ない。
とにかくカナはとても怒っていた。


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へ続く

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