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*4/7*




キッザニア東京の料理スタジオ キッザニア東京でシェフ体験中



料理スタジオのテーマはずっと「お米」だ。
前回レナが体験したときは「花にぎりとぐんかんにぎり」だった。
今回は「ずんだときなこのおはぎ」だ。
ずんだあん(枝豆を使った緑のあん)のカエルと、きなこをまぶしたウサギだ。
見た目もとっても可愛らしい。

カナはおかずは普通量しか食べないが、細身の見た目に反してご飯はよく食べる。
家でついたあだ名は「ギャル米(こめ)」。
加えて好きな甘いものをあげろと言えば、「あんこ」と「きなこ」、嫌いなものは「チョコレート」「アイスクリーム」「炭酸飲料」と来る。

ずんだときなこのおはぎはまさに彼女のためにあるようなメニューだった。

カナの時は10分程度の待ち時間だったが、カナの次の次の回は順番が回ってきても一人しか並んでいなかった。
スーパーバイザーが「料理スタジオやりませんかー」と声を挙げて勧誘している。
こぉんなに混雑している日でもタイミングさえ良ければこういうところに滑り込むこともできる。
カエルとウサギのおはぎを作る



飛行機パビリオンのダブルモニター 飛行機パビリオンのダブルモニター。
以前はひとつだけだったが、例の事件を機に二つに増えた。

キッザニア公式発表によると、飛行機パビリオン以外への対策は、「防犯カメラ」設置及びスタッフの教育とある。

安全性は事件前より格段に高まっている。
どうかもうあのような事件は起きないでほしい。起こさないでほしい。

さて、カナが料理スタジオの仕事に入って約10分後、レナは内視鏡手術の仕事を終えて1階の病院出口より出てきた。
病院関係は入り口と出口の階が違うので、出るとき必ずスーパーバイザーは親が近くに来ているか確認する。

レナはまたまた次の仕事を決められなかった。
希望している歯科医院は定員いっぱい並んでいる。しかも体験中の回も始まったばかりのようだ。1時間待ち必至。
同じく希望している食品開発センターも次回の定員いっぱいはずいぶん前から埋まっていて、さらにそのまた次の回のメンバーまで数人並んでいる。こちらも1時間待ち必至か。



この近所でまだレナが未体験のパビリオン・・・考えながらテレビ局の前に来た。
「テレビ局はどう?」
人前で何かするのがとても苦手なレナは後ずさる。
「アナウンサーだけじゃなくてカメラマンの仕事もあるよ」
「じゃ、やってみる・・・」
既にベンチには9人座っている。テレビ局の定員は9〜12名で何人募集しているかはそのとき聞いてみないと判らない。
レナの前でスーパーバイザーにいろいろ聞いている子がいた。
じりじりと順番を待つ。
キッザニアでは待ち時間を聞いたり仕事の内容を聞いたりするのも全て先着順。
前の人の話が終わらない限り、そもそも待つことができるかどうかも判らないのだ。

ようやく前の子の話が終わり、レナの番が来た。
「今ちょうど次の回のメンバーが決まってしまったので、3回先の回になります。まだ前の回も始まったばかりだから・・」
こりゃ駄目だ。

ぐるりと一周してこれぞというものは見つからず、再び食品関係のパビリオンが集まっている辺りに戻ってみると、ちょうど食品開発センターのベンチに座っている子供の数が5人だった。
定員は6人。
「冷凍食品、並ぶ!!」

まあその・・・さっき見たときは定員以上座っていたのだから、ちょうど前の回が終わって次のメンバーが入ったばかり。
だから空いているように見えるが待ち時間としてはさっき並んでも同じだったわけ。

何とか定員内に入って並ぶ場所が決まったとは言え、あまり得をした気はしないなぁ。
キッザニア東京の食品開発センターの中
食品開発センター(冷凍食品)のパビリオン。
炊飯器に電子レンジ・・・見慣れたものが並んでる。
でもパビリオン出入り口近くには、一般家庭には無い液化炭酸ガスボンベが置いてある



どっちを食べる? 6時8分。
カナの料理スタジオが終わった。可愛らしいおはぎを持って出てくる。

カナはレナがすぐ近くの食品開発センターに並んでいると聞いて、レナにおはぎを見せに行った。
「どっちかあげるよ。どっちが食べたい?」
でもレナはふてくされている。
どうやら自分が先日料理スタジオで花にぎりとぐんかんにぎりを作ったとき、カナにあげられなかったことを気に病んでいるようだ。
「でもレナは前、自分で作ったピザを私にくれたよ」
ハッとレナはそのことを思い出した。
思い出して、素直に「ウサギが食べたい」と言った。
「判った。ウサギはレナがお仕事終わるまで取っておくね」

食べ物関係のパビリオンとデザイン教室の間に小部屋があり、開園してからしばらくすると、食事用スペースとして開放される。
ここでカナにおはぎを食べさせた。
私もさっきデリカテッセンで買ったロール寿司をひとつ食べる。
カナはずんだあんのカエルを一口私にも食べさせてくれた。



さて、おはぎを食べ終えたカナをどこへ誘導しようか。
レナが食品開発センターに決まる前、ぐるりと歩いてどこもいっぱいだったのを見たばかりだ。

斜め前のビューティーサロンは誰も並んでいない。
何故か今日はビューティーサロン前のベンチはずっと保護者が占領している。
カナはビューティーサロンも候補に入れていた。
「聞いてきてご覧」

・・ところがビューティーサロンは、一番待ち時間が短いのはネイルのお客さんで20分待ち。お客さんじゃなくて店員を希望するなら 1時間待ちという話だった。

どこにそんなに待っている子供がいるんだろうと思ったが、とにかくカナは客じゃなくて店員がやりたいらしかったし、1時間も待つ気は無いようだった。
「他へ行ってみる」
カエルのおはぎ



キッザニア東京のお土産ショップとウルバノのハンカチ やはり空いているのは2階かと思い、階段を上った。
おっ、レナが初回に体験した印刷工房に2人しか並んでいない。
2階のパビリオンは次の回の開始予定時刻を入り口に張り出しているところが多く、印刷工房も例外ではない。
次の回まであと15分足らず。
よし、決まりだ。

カナもレナも並んでいるので、ようやく余裕のできた私は、ここで出口近くのお土産ショップに向かった。
レジで入場レシートを提示し、ANAカードにマイルを入れてもらう。
それからエコイのぼりを見上げた。

うーんうーん、文字が小さいのでちょっとやそっとでは自分の子供の送ったエコメッセージは見つからない。
あまり時間がなかったので、仕方なく適当なところで切り上げてショップを後にした。


左の画像はお土産ショップのキャラクターハンカチ。
隣に無地でキッザニアの旗マークがワンポイントで入っているハンカチも売っているが、何故か350円のキャラクターハンカチより10円高い。
これじゃ子供にはキャラクターの方が人気だろうな。



食品開発センターは体験時間が35分と少し長め。
待っている間にレナの前に並んでいた子のお母さんと少し話をしたが、キッザニアは初めてとのこと。
その子もレナと同じように印刷工房のポスターを持っている。
「何回目なんですか?」
「な、七回目なんです」と何故かちょっと恥ずかしい私。
「でも七回目でも、印刷工房も食品開発センターも初めてなんですよ」
なにしろ80以上もやることがあるもので。

そこで「あのー、お菓子工場はここですか?」と別の人に聞かれる。
「いえいえここは冷凍食品で、お菓子工場は二つ先、ほら、あの森永のマークがついているところですよ」
今からお菓子工場・・・果たして何分待ちだろう・・・。

レナが仕事に入る前に余裕があったので、彼女のユニフォームの帽子を直す。
やっぱりオレンジ色の帽子の下に白いクラゲ帽子(衛生帽子)がはみ出していると、さまにならないじゃない。
きっちりと収めて、よしよし、これでばっちりだぞ。

ところが入室すると担当のスーパーバイザーがレナを見て、帽子からわざわざ仕舞っておいたクラゲ帽子を引っぱり出した。
・・・クラゲ帽子が必ず見える状態じゃないと、衛生的に問題無しと確定できないわけね。
がっくり。
キッザニア東京の食品開発センター入場
この時点ではクラゲ帽子は見えない。
下の画像では、はみだしてま〜す。



ボンベの前で スノードライを作るところ



出来上がったスノードライ 他のパビリオンがいかにリアルに仕事をさせるかということに気を砕いているようだが、この冷凍食品を作る食品開発センターではちょっと違うもよう。

どちらかというとショー仕立てのようだ。
まず並んでいる段階でピラフとチャーハンと選ばせる。
このときは全員がチャーハンだったそうだ。というか、ピラフって言葉を知らない子も多かったのかも。

中に入るとコップにまず自分の好みの具(エビとか)を入れ、それから温かいご飯を袋に入れ、ご飯の入った袋に具も入れる。

ここからが面白い。
みんな透明のゴーグルをかけて耐熱(耐冷?)手袋をしてスノードライ製造器の周りに集まり、シュ〜っとスノードライができるのを観察する。

左の画像は担当スーパーバイザーが出来上がったスノードライをガラス越しに保護者たちに見せてくれているところ。

んー、そういえばカナもそろそろ印刷工房に入ったはず。
ちょっとあっちも見てこよう。


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