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キッザニア X キッザニア キッザニア東京体験レポート 平日2部の予想外混雑

*07*



私は本当にこのタイミングでお仕事が見つかるとは思わなかったのだ。

なんせマジックショーの予約を入れたら自由時間はせいぜい20分強。
銀行が空いていたら入金とか、電子マネーにチャージとか、デパートでショッピングとか、そんな程度しか思いつかなかった。

しかし流石ベテランムーミンままさんは違った。

私が一階に下りていくと、「お仕事見つけたわよ」と。



なんでも数日前にキッザニア公式サイトにアップされた情報(現在はこちらの頁の「パビリオンを多く体験するには」の「アルバイトアクティビティ」で確認できる)で、具体的に言うと、「証券会社」「新聞社」「お仕事相談センター」で15分前後のアルバイトができるというもの。
但し、行わない日もあるので現地で確認とのこと。

それを知っていたムーミンままさんは子供たちを新聞社に誘導したところ、ちょうどお仕事をしている子供もいなかったようで、すぐにアルバイトを雇ってくれたそうだ。

なお、アルバイトはお給料は3キッゾと安く、お仕事カードはもらえない。

ななちゃんとカナと、ちょうどもう一人新聞社に来た男の子の三人が一緒にアルバイトすることになった。



左の写真の新聞社パビリオン入り口を見ても、アルバイト募集のことはどこにも書いていない。
実際にその場でアルバイトを雇ってもらえるか聞いてみるしかない。

ちなみにこのアルバイトのお仕事、秋に私も参加したキッザニアクラブ東京の保護者会の意見の「体験時間の短いアクティビティを行ってほしい」というものを参考にして立ち上げたとのことだが、はて、この意見・・・私が出したんだっけ?
それとも他の人だったかな?
判らなくなっちゃったのは、この「体験時間の短いアクティビティを行ってほしい(それも複数のパビリオンで)」というのは、我が家がキッザニアに行き始めた2007年から何度か私自身がキッザニアに要望してきたことだからだ。

その頃のキッザニアの返答は、「ご意見はよく理解できますが、なにぶんスポンサーとの兼ね合いがありますので・・・」といったものだった。

なんにせよ、実現してよかった。
空き時間の過ごし方は大切だからね。



アルバイトは正社員と違ってユニフォームは身につけず、腕章だけだった。

仕事内容は「号外配り」




貴重なキッザニア新聞の号外である。
号外がほしくて、パビリオンから出てきたカナに「ちょうだい」と言うと、「知っている人には配っちゃダメって言われた」とけんもほろろに断られてしまった。

ムーミンままさんと顔を見合わせる。
ふむふむ。アルバイトは三人だった。
もう一人の男の子は私たちの知り合いじゃない。
よーっし、彼から貰おう。

というわけで、二階で配るよう指令された彼を階段で追い越し待ちかまえてしまった。
「新聞くださーい」



その足でそのまま発明工房へ戻った。

するとちょうど実際に飛行機を飛ばすところで、スーパーバイザーが保護者も中で見られるようにドアを開けてくれた。

ここは飛行機のパーツを自分で組み立てて、飛ばしてみるお仕事。
上手く飛ばなければ、尾翼の折目の角度を変えてみたり重りの位置を調節してみたりする。

とても面白そうなんだけど、その組み立てた飛行機を持ち帰れないのが難点。




奥の引き出しにはいろいろなパーツが収納されている。

自分で組み合わせを選べるようになっている。



ところでこの発明工房、レナの回はたまたま定員が揃ったけれど、その前は一人だったしそんなにいつも混んでいない。

なのにタイムスケジュールが無いんだよ。
ここだけじゃなく空いているのにタイムスケジュールが無いところは沢山ある。

なのに人気の飛行機パビリオンを始め、空いているとは言い切れないジューススタンドとか警備センターとかにもスケジュールはあった。

この辺も利用者のことを考えたらどうなのかな・・・。

つまりスーパーバイザーが一人で指導者役も受付もこなせるようなところは比較的タイムスケジュールが無い。
タイムスケジュールはスーパーバイザーの人手と密接に関わりがある。




やっと発明工房が終わったのは5時37分のこと
レナの回の定員がいっぱいまで揃っていたということは、時間が多めにかかるということだった。

発明工房は一人一人何回か飛行機を飛ばすので、人数が多ければ多いほど所要時間が掛り気味。

さっきは早めにお仕事が始まったから、早めに終わるかもしれないと楽観していたが、見学しているうちにやきもきしてきた。

マジックショーの受付終了は5時45分。
これには確実に間に合うだろうが、カナたち予約組の集合時間は5時半だった。
5時45分の募集終了を待たずに定員が揃ってしまうのではないだろうか・・・なんせ今日は妙に混んでいるから。

飛行機を飛ばしている間に時計は5時半を回った。
レナはもちろんまだ終わらない。

私の携帯が振動した。
カナからのメールだった。
「ごめんレナ。マジックショーの人数いっぱいになっちゃったよ」


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