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キッザニア X キッザニア　キッザニア東京体験レポート　平日2部の予想外混雑

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			出版社のお仕事が終わったのは8時18分。 閉園まであと42分。 こ、これは・・・ せっかくハンバーガーを買ってきたけれど、今食べてしまってはもう閉園まで何もできなくなってしまう。 食べないで探せばぎりぎり最後のお仕事が見つかるか、もう見つからないか、かなり微妙なところ。 なんせ今日は2月始めの平日2部だっていうのにやけに混んでいるからねぇ。 この時間帯にお仕事を探すなら、もう贅沢は言っていられない。 まだ受付終了していないところがあれば、見つけた段階で即入ってしまわないとアウト。 えり好みはできない。

	三人は二階の通路を真っ直ぐ歩いて・・・街時計のところに来た。 まだベンチに何人か座っているのを見て、カナは街時計をやりたいと言う。 しかしレナは街時計だけはやりたくないと言う。 ああ、もうこんなところで意見が割れないでよ。 とにかく迷う暇は無い。 レナは街時計が嫌だと言うならレナだけでも別のお仕事を探さなくては。 街時計を過ぎて建設現場横のらせん階段を下りて先へ進もうとしたら目に付いたのは住宅建築現場。 スーパーバイザーが募集の看板を持って立っている。 まだ閉め切ってないんだね。 レナ、あそこはどうだい？ まだリニューアルしてからやったことのないお仕事だよ。 ななちゃんも一緒に来てくれていた。 ちょうど女の子が一人入ろうとしていたところだ。 定員はたったの3名。 レナとななちゃんが決意して、住宅建築現場もその場で受付終了となった。

	急いでカナがやると言っていた街時計に戻る。 嫌な予感がする。		街時計のベンチは空っぽ。もうお仕事が始まっているらしい。

	パビリオンの中で既にダンスの練習を始めているらしい街時計をのぞいたが・・・あれ？ カナの姿が無いような・・・。 反対側からものぞいてみる。 確かにいない。 えーっ どこもかしこも店じまいを始めているこの時間帯にいったいどこ行っちゃったのー!?		この写真は住宅建築現場のお仕事に入ったレナとななちゃんの様子。

	これは後から撮影した写真だけど、ここが印刷工房パビリオン。		焦ってきょろきょろ見回し、とにかく前進したら、証券会社の先にある橋のところでカナとぶつかりそうになった。 「何やってんの？こんなところで。街時計に入ったんじゃなかったの？」 「だって街時計、9時の回だって言うんだもの」 は？ 今の募集だったら9時の回に決まってるじゃない。 よく判らないけど9時の回だと終わるのが9時過ぎになるからハンバーガーが食べられなくなっちゃうとかそういう理由？ よく判らないがとにかくもう街時計は始まっちゃっているんだから入れない。 どうするよ・・・ ん？ 目の前の印刷工房。 まだ子供たちがベンチに座ってる。 もしかして受付終了してない？

	8時26分の段階でまだ受付していたとは。 しかもこの印刷工房、カナが一番好きなお仕事だ。 「並んじゃいなよ」 「えー、でも・・・」 「お仕事する気なら最後のチャンスだと思うぞ」 カナをベンチの方に押しやった。 その時スーパーバイザーが出て来て人数を確認し始めた。 カナは8人の定員の最後の一人で、ここも受付を終了した。		レナたちはフレンドリーデザインについて学んでいるところ。

			さて住宅建築現場に戻ると・・・ 三人は車イスを使ってお仕事をしていた。 ムーミンままさんに聞くと、車イスの他にも拘束具をつけるなど、何種類かのお仕事があるらしい。 代わり番こに車イスに乗って、スロープの角度やドアの作りなど、どんな風にすればバリアフリーになるかいろいろ試してみるのだ。

	ムーミンままさんがピザーラのデザートを持っていたので、私も食べたくなっちゃった。 えーと・・・今は8時29分!? あと一分でデザートの販売も終わっちゃう〜。 急ぎ足で二階に向かったが、残念、もう販売終了の札を出しているところだった。 あと一歩だったのに〜。

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