キッザニア X キッザニア キッザニア東京体験レポート 意外に空いてる日曜日

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せっかくビューティーサロンはまだ募集終了になっていなかったのに、二人は何故かすぐに戻ってきてしまった。

「あれ? ビューティーサロンやるんじゃなかったの?」
「だって・・・」
どうやらどちらが店員でどちらが客をやるかでもめたらしい。
さっきも書いたがキッザニアのビューティーサロンは店員と客が揃ってはじめてお仕事ができる。
都合よく相手が来店すれば良いが、そうではない時は最初からペアになって入った方が確実だ。

しかし、ペアになったとて、両方が店員をやりたがったのでは話にならない。
ここで迷っていても時間が無くなるだけだ。
急いで頭を切り替えて、他の仕事を探そう。



で、とりあえず目についたのは比較的近所のフォトショップ。

まだ入れそうだよと二人をたきつけると、迷いもあったようだが入れるかどうか聞きに行った。
「あと二人なら入れますよ」
姉妹で目配せしあい、最後の仕事をカメラマンに決めたその時、駆け込むようにもう二人の志望者がやってきた。

「ごめんなさい。たった今、最後のカメラマンさんが決まっちゃったところなんですよ」
スーパーバイザーはそう言うと、受付終了の札を下げた。



最終回のカメラマンの仕事はすぐに始まった。

最初に記念撮影。
それからテーマを与えられて園内を一周、テーマに添った写真を何枚も撮影してくる。
戻ったら一番良い出来の写真を自分で選んでプリントアウト。
いつも思うけど、この一眼レフカメラ、私も使いたいな。

今回のテーマは「光るもの」



子供たちと園内を回りながらチェックしたが、8時45分頃になっても、ビューティーサロン、料理スタジオ、ビルクライミング、レンタカーでは募集終了札が下がっていなかった。

もしかしたら掛け忘れているところも混じっているのかもしれないが、空いている日は余裕があるのかかなりぎりぎりまで終了を待ってくれるところもあるのかも。




パレードも定員28名のところ、今日は6名の参加である
さあそろそろプランの結果報告といこうか。

こんな感じになった。

  • テレビ局体験→実行
  • 筆記具屋予約→実行(90分待ち予定が25分待ち)
  • ラジオ局体験→筆記具屋予約が短くて済んだため時間調整不要となった
  • 銀行及びデパートウィンドウショッピング→カット
  • 筆記具屋待ち→実行
  • 筆記具屋体験→実行
  • →名刺屋追加
  • →絵の具屋追加
  • →ここで食事
  • 建設現場待ち→待ち時間ほぼカット 但し後述のビルメンテナンスと順番入れ替え
  • 建設現場体験→実行
  • ビルクライミング待ち→ビルメンテナンスに変わって待ち時間ほぼカット
  • ビルクライミング体験→ビルメンテナンス実行
  • レンタカー待ち→カット
  • レンタカー体験→カット
  • →パイロット追加
  • →カメラマン追加
  • 夕食→カット



レナはこんな感じ。

  • お菓子工場体験→実行
  • ピザショップ予約→予約扱いにならずカット
  • →銀行入金追加
  • スポーツクラブ(テニス)体験→時間調整不要となりカット
  • ピザショップ体験→実行
  • →ピザ食追加
  • 絵の具屋待ち→(ここで予約扱いに)実行
  • 絵の具屋体験→実行
  • フットボールスタジアム予約→カット
  • 夕食→カット
  • フットボールスタジアム→カット
  • →筆記具屋追加
  • →もうひとつ筆記具屋追加
  • →名刺屋追加
  • 証券会社待ち→カット
  • 証券会社体験→カット
  • →病院(眼科手術)追加
  • 姉と合流してレンタカー待ち→カット
  • レンタカー体験→カット
  • →カメラマン追加
  • 休憩→カット

ぎりぎり最後までレンタカーのお客さんを募集していたカーエリア。




最近のファッションショーの写真は雑誌の表紙みたいにデザインしてもらえるのね。かっこいいかも〜。
全体から何が読み取れるだろう。

カナはほぼプラン通りにいったと見て差し支えない。
レナは後半はプランから逸脱している。
といっても、プランが変更になった部分はやむなくというより、もっと運が良かったため、より良い選択ができたためという方が正しい。

本当はこんなにプラン通りに行くとは思っていなかった。
今日でなければこんな風に上手くはいかなかったとも思う。

ではプランを立てることの意義はどうか。

これはそれなりにあると感じた。
つまり、次にどこをチェックしに行こうかと迷った時に、プランを立てておけばすぐに行動に移せるというわけ。

但し決してプランには縛られないこと。
計画はその場その場に応じてどんどん変えていく柔軟性がキッザニアでは必要だ。



さらに今回のまとめ。

2部に限り適用されるスターフレックス制度利用者が多ければ、混雑が予想される週末2部でも後半から空いてくることがある。

スターフレックス上級者テクとして、1部2部連続参加による優待を利用し、2部の先頭入場を果たすことも可能である。

人気職業は先に予約を入れてから、食事・銀行などを済ませよう。

新学期始まったばかりでGW前のこの時期は狙い目シーズンである。

筆記具屋でもパイロットでも消防士でもお菓子工場でも、この程度の空き具合の日は、意外と空いている時間帯というものがある。

カメラマンチームは大通り前方、ハンバーガーショップ前を通過中。




写真を撮り終わったらフォトショップに戻り、モニターでデータを確認する。

データを開いて、一番よく撮れたものを選ぶ。




インデックスを出して・・・

これがレナの選んだ本日の一枚。




仕事の後はテレビ局でDVD引き換え

これがそのお土産DVD



二人が最後のお仕事を終えて出てきたのはジャスト9時。

出てくるなりカナは、「レンタカー間に合う?」と、のたもうた。

・・・おいおい、もう閉園時刻だって。
それにプランにレンタカーを組み込んでいたのはあくまでも混雑して他に入れなかった時のため。
最後の1分までカメラマンの仕事ができたんだからいいじゃない。

それからテレビ局に戻り、収録したピラメキッザニアのDVDを受け取った。

本日の成果は右のJOBスケジュールカードの通り。

あはは。
お仕事欄が7行しか無いので、8つ目のお仕事ははみ出しちゃったよ。

2部の5時間の中で8つのお仕事・体験というのは、数で言えば決して突出した多さではないけれど(たぶん空いてるときに数をこなせば10ぐらいいく)、今日が日曜日だとか、テレビ局や建設現場などの体験時間長めの仕事が入っていることだとか、人気のパビリオンばかりだってこととか、いつもは時間調整のために入れる不人気パビリオンがひとつも入ってないとか、本人たちが未体験で今日狙っていた仕事ばかりだとか、そんなことをぜ〜んぶ考えると、正直キセキ的!!

おしまい



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