◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記
レナは車に酔って休みたいと言うので置いて、カナと二人で女湯に向かった。
内湯まではさすがに記憶にあるとは言い難いが、露天風呂の眺めは忘れ難かった。
素晴らしい。
湯船の向こうに座す緑の羊蹄山。
本当にここの露天風呂は羊蹄山を見るためにある。遠くからでも足を運ぶ価値がある。
源泉温度が低めなので沸かしていると思うが、加水循環はせずほどよい熱さ。お湯は無色透明でほとんど臭いも無い。きしつく肌触りが少しあるかな。
さっぱりしてあまり温まらない気がするが、上がってみると後からほんのりと温まっているのがわかる。
さっきから羊蹄山の山頂に掛かる雲が気になっている。不思議なことに雲が全然取れない。
風が無いわけじゃないんだ。山頂の雲はすぐに流されていくんだけれども、何故か常に新たな雲が掛かっている。
じっと見ていると山頂から飛ばされた雲は少し離れると散り散りになり空に溶け、一方山頂の方はまるでそこが雲の製造装置であるかのごとくその場で新たな雲を産み出している感じ。面白い。
上がる前に少し混んできた。地元の年配者の方たちらしい。
女湯は以前と変わらず雄大な景色を堪能できたが、パパ曰く男湯は紫陽花の花が邪魔で羊蹄山が見えるポイントがほんのちょっとしか無かったとのこと。それは残念。
建物の横にはデルフィニウムが咲いていてそれもまた綺麗だったのよね