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◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

6.高島岬の断崖と日和山灯台











 屋内には当時の鰊漁の漁具、漁法の模型、漁業の様子を描いた絵画、生活用品などが展示されている。
 無造作にぶらさげられている黒ずんだ漁具など、展示ケースに入れた展示などとは違って今もそこで漁民が生活しているかのようなリアリティがある。
 漁夫の寝室とされた部屋では120人もの荒くれ者の雇い入れ漁夫がおそらくぎっしりと雑魚寝させられていたようだ。

 中には今もって目的がはっきりしない忍者屋敷のごとき隠し部屋や、昔の衣装を身に着けて記念写真を撮れるコーナー(衣装レンタル代無料)などもある。
 また窓から見下ろす高島岬の断崖と柱状節理の岩場も。





 外に出た後は御殿をぐるりと回って屋外からも岬の断崖を眺めてみた。
 さらに丘を登って灯台にも行ってみた。
 赤白ボーダーのおもちゃみたいな灯台は日和山灯台といってもちろん現役。
 「喜びも悲しみも幾年月」という映画のロケで使われたことがあるが、一般は立ち入り禁止。錆びかけたゲートは固く閉ざされている。





 このあとどうするかは鰊御殿の入り口で小樽海上観光船のリーフレットを手に入れて決まった。
 船に乗って海から海岸線を見ようと思う。

 しかしこのリーフレットに記載されている船の運航時刻表がよくわからない。
 えーとまず祝津航路とオタモイ航路の二種類がある。航路図で見ると、祝津航路は小樽の第3号埠頭と今いる祝津を結んでいて、オタモイ航路は祝津から小樽とは反対側、つまり高島岬をぐるっと回って余市方面に行く途中のオタモイ海岸というところまで行きそこでUターンして祝津に戻ってくるルート。
 もう一つ、小樽港の港内を遊覧する屋形船遊覧航路というのもあるようだが、こちらは祝津は通らないので関係ない。
 で、今回考えているのは祝津発でオタモイを遊覧して祝津に戻ってくるオタモイ航路なのだがとにかく運航時刻表が読みにくい。
 時刻表を見る限り、船は基本的に小樽第3号埠頭→祝津港→オタモイ周遊→祝津港→小樽第3号埠頭で、私たちが乗るとしたら祝津からオタモイを回って祝津に戻ってくるまでの航路のみになるる
 1日4便あり、そのうち第2便と第3便は小樽第3号埠頭を出る時間が赤文字になっていて赤丸もついていて、赤丸のところには「日曜・祝日に運行します。また7月下旬~8月中旬までは毎日運航します」と注意書きがある。
 今日は平日だし既に8月下旬なので該当しない。
 しかし赤丸はもう1ヶ所あり、それが第3便の祝津港に戻ってくるところ。ここは赤丸はついているが赤文字ではない。他にもわかりにくいところが多々あるが、特にこの違いが判らない。

 今の時刻は午後1時少し前。
 オタモイ航路の運航時刻表を見ると、午後1時25分に祝津を出る第3便に間に合いそうだ。
 鰊御殿に行く際に停めた駐車場から車を出して、祝津港の埠頭にそろそろと車を進めてみた。






6-7オタモイ観光周遊船のチケットカウンターはどこだへ続く


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