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◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

15.豊平峡温泉のお湯











 入ってみると気持ち熱いくらい。
 ほとんど無色だが貝のすまし汁のようにごく僅かに色がついている。
 ふわっと金属臭がする。そういえばカランのお湯も温泉だった。
 とにかく不思議なのは浴槽の感触。さっきも書いたが完全にコーティングされているので既に浴槽そのものがどんな材質でできているのかまったくわからず、常にお湯が流れているのでどこにも角のない不思議なすべすべ感のあるまるみを帯びた何かに横たわり乗っかっているみたい。
 熱めのわりにすぐに温まる感じは無い。先ほどの定山渓温泉あたりとは対照的で上がるときには少し冷やぁっとする。

 浴室の入り口横に飲泉所もあった。
 天然の木を利用した飲泉所で、備え付けのコップを使って飲んでみるとじゅわっとアマじょっぱく爽やかで飲みやすい味。


前頁とこの頁の一番上の豊平峡温泉の画像はこの日の男湯。ここの三枚はこの日の女湯の画像。
翌日は入れ替えでもう一つのお風呂に入れた。



 露天風呂にも出てみよう。
 こちらは魔窟のようだった内湯とは違い、素晴らしく開放感のある万人受けしそうなロケーションだった。
 大きな水車が回っている。
 中央に小島のように岩があって、ぐるりと周りに入れるスペースがある。
 あちこちに岩があるのでどの位置もそれぞれ違った趣で、部分的に座湯や寝湯ができるように浅くなっていたり窪ませてあったり屋根を掛けてあったりと楽しめる造り。
 若い女性が多く、寝ているように見える人、おしゃべりに興じている人、文庫本を持ち込んで読みふけっている人もいた。

 ここは本当にいい温泉だな。
 ここを地元の日帰り温泉として使えるんだから札幌の人は恵まれているなぁ。
 露天風呂はちょっとぬるめでいくらでも長湯ができそうだった。
 実際入っている人も誰も全然上がる様子がなく、みんな長いこと浸かっていた。

5-16美味しいラム肉と本格カレーとナンへ続く


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