◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記
11.JR帯広駅エスタのとかち観光情報センター
1時40分には十勝川に架かる十勝大橋を渡って帯広の中心地に向かっていた。
十勝大橋と言えば、今晩、花火大会が開かれる会場の近くだ。
橋を渡りながら周辺をチェック。左手の橋の袂でカラフルな屋台のテントなどを立ててお祭りの準備が行われているようだ。駐車場はよく判らない。
橋はあっという間に通過してしまったので、仕方なくそのまま市内に入った。
目的地は中心部の帯広駅エスタ東館。
ここの2階にある、とかち観光情報センターでスイーツめぐり券を扱っている。
十勝大橋を渡り終えるところ。
ちょうどここから見えている緑地が今夜の十勝川花火大会会場になる場所。
結局キャンピングカーの電源の件は埒があかなかった。
パパはさらに後部の座席の方のベンチまで蓋を開けて電話の指示の通りありやこれや中をいじくったが、原因不明のまま。
一応ヒューズが怪しいとかなんとかで、部品を買って取り替えてみることにしたようだ。
だからスイーツ巡りも私と二人の娘で行くことになった。
パパは
十勝川温泉の時と同様、単独行動で車の電源回復に励む。
車を降りるとやはり寒い。今度は長袖を着た。寒いのは嫌いだ。
エスタは駅ビルで、東館と言うからには複数のアネックスが合体したような建物をイメージしていた。
まず自分が入ったここがエスタのどこに位置し、どっちへ移動すれば東館2階に行かれるのか調べなくては。
探している時に限って探しているものは見つからない。
ようやく現在地が西館であることが判ったが、東館への表示が見当たらない。改札方面の表示はある。
とりあえず改札方面に向けて西館を突っ切ると、ようやくエスタがJR帯広駅の改札を中心に、西に西館、東に東館という作りになっていることが判った。
改札前の広い通路では何故かミニコンサートのようなのものが行われていて、パイプ椅子が並べられ、空き席が無いほど賑わっていた。
そして私たちが東館へ向けて歩き出したとき、そのコンサート会場から聞き覚えのあるパイレーツオブカリビアンのメロディーが流れてきた。
西館は食品関係の店が多かったが、東館は衣料品や100円ショップの店が並んでいた。
二階に上がるとそこは1階とは随分雰囲気が違って、一般の店舗ではなく役所の観光課とアンテナショップのためのスペースとなっていた。
最初スイーツめぐり券はその内容からアンテナショップの扱いかと思い、レジのお姉さんに聞いてみたのだが、ここではなく向かいの観光情報センターで売っていますとのこと。
そこで観光情報センターへ移動した。
こちらはいかにも役所的な受付だ。観光用のポスターがぺたぺた貼ってあってもお堅い役所らしさは薄まっていない。
こちらではもう少し年上の女性が窓口で「スイーツ券のご使用は初めてですか?」と聞いてきた。
もちろん初めてです。