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◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

12.山花公園オートキャンプ場の予約電話






 すると必然的にもう一ヶ所のキャンプ場が候補に挙がる。
 前回山花公園オートキャンプ場をやめた理由は何だっけな。
 たぶん釧路湿原に来たのに、湿原らしくない場所にあることが最大の理由だったんじゃないかと思う。ガイドブックに載っている山花公園オートキャンプ場は、綺麗に区画されて設備も整った如何にも公営のファミリー向けという雰囲気で、便利だけどわざわざ釧路湿原に来た時に泊まりたいという気持ちになれなかった。
 但しこちらの方がいいところもある。
 それは何とキャンプ場に温泉が併設されているのだ。
 正確にはキャンプ場の温泉ではなく、山花公園という公園にオートキャンプ場や日帰り温泉や宿泊施設が併設されているという状態らしい。
 せっかく北海道に来たのなら、大自然の堪能できるワイルドな温泉や、名前の知られた北海道らしい温泉に入ってみたいと思っていた私は、貴重な一日一湯のカードをこの山花公園の温泉で使ってしまうことも迷っていた。
 こういう公営宿泊施設の小奇麗な日帰り温泉は、キャンプ場同様設備は整っているが、循環で水道水を沸かしただけのようなお湯になっちゃっていることも多かったから期待できなかったのだ。


2010年に釧路湿原で見かけた野生の丹頂鶴



 とはいえもう選択肢は無い。
 車の中から山花公園オートキャンプ場に電話をしてみた。

 一回目、電話はつながらなかった。車の音がうるさくてよく聞き取れなかったが、テープの案内が別のところに電話をしろと言っているような。
 ガイドブックを見ると問い合わせ先は釧路市公園緑化協会となっている。
 いきなりこっちに電話をするのもなぁと思って、ダメもとでもう一度キャンプ場の方に電話をしたら今度は普通に繋がった。
 親切な感じのおじさんが対応している。
 「キャンピングカーなのですが、電源付のサイトに今夜泊まりたいのですが空きはありますか?」
 「十分ありますよ。キャンピングカーの大きさは?」
 え、えーっと・・・大きさって言われても・・・
 「レンタカーなのですぐには判らないのですが」
 「ああ、いいですよ。来てからで大丈夫です」
 電話が終わった後パパ曰く、もしかして今夜の泊り客はうちらだけなんじゃないの?と。
 まさかねぇ・・・ああでも3年前も帯広のキャンプ場も綺麗だしとても広いのに誰も泊まっていなかったっけ。

 ところで私がこのとき開いていた地図は、まっぷるのドライブ北海道だったが、これには丹頂鶴自然公園は載っているが山花公園オートキャンプ場は載っていない。
 キャンプ場ガイドの山花公園オートキャンプ場の頁の簡易地図には丹頂鶴自然公園は載っていない。
 しかしさっき和商市場で「くしろ新聞 釧路・根室エリア観光ガイドみるみる」というフリーペーパーの地図をたまたま開いてみると、これまたデフォルメされた簡易な地図なんだが、どうも釧路の西を南北にまりも国道こと240号線が走っていて、その道路の左に丹頂鶴自然公園と、右に山花公園オートキャンプ場と記載されている。
 もしかしてもしかすると、これから行こうとしている丹頂鶴自然公園と今夜泊まろうとしている山花公園オートキャンプ場ってめちゃくちゃ近いの?


同じく2010年、達古武オートキャンプ場で体験した釧路湿原のカヌー




2-13丹頂鶴自然公園へ続く


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