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◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

10.和商市場の勝手丼











 駐車場を探していたこともあって、市場に入れたのは2時を回ってからだった。
 和商市場の建物は交差点を挟んでアベニュー946の向かいに建っている。
 屋上に大きな看板を付けたシンプルなビルで、中は蟹、鮭、帆立などを中心に魚介類を扱う店舗がぎっしりと並んでいる。
 ほとんどが海産物だが一応野菜、精肉、衣料を扱う店やカフェなども入っている。
 レナが海産物市場の臭いが苦手なので心配して振り返ったが、ここは函館のはこだて自由市場ほど生ものの臭いは強くなかった。


和商市場。ここに来るの、もしかして三度目かな。勝手丼は初めてだけど。



 勝手丼というのは、よそった白いご飯だけを先に買って、乗せる海鮮ネタのばら売りをひとつずつ選んで自分で丼を作り上げる釧路和商市場独特のスタイル。
 市場の中の一軒だけがやっているわけではなく、市場の中の複数の店舗で取り入れている。
 どんな感じかというと、帆立なら帆立、烏賊なら烏賊を乗せた長方形のトレーをずらっと並べてそれぞれに一切れ100円程度の値段を付けてある。
 いきなりそこで注文しようとすると、先にご飯を買って来てと言われる。
 ご飯は別の店で売っていた。使い捨ての丼に入れてくれるが、私たちが買った店は100円から300円まで50円刻みで量が選べた。
 ここで適当な量のご飯をそれぞれ買って、最初の店に戻った。
 自分で箸でつまんで選ぶのではなく、ご飯の丼を店員に渡して、これとこれなどと言って好みのネタを乗せてもらう。
 100円のネタに交じって50円と安いものもあるが、一方カニやウニなどは200円、400円と高い。
 それなりにご飯の上に彩りよく乗せてしまうとあっという間に2千円は超えてしまう。
 好きなものを好きなだけというのは楽しいが、自分などウニ好きだけどウニだけ乗せたら馬鹿みたいに高くなってしまうので、それなら函館朝市のどんぶり横丁で食べたウニ丼の方が相当格安だったかもなんて思ってしまった。
 中央に市場の長テーブルと椅子のエリアがあるのでそこで食べた。
 丼よりもパパが途中で買ってきてくれたカニ汁の方が美味しかったかもしれない。






2-11釧路近辺の電源付きオートキャンプ場を探すへ続く


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