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◆◇レンタルキャンピングカーで北海道◇◆
北海道キャンプ旅行記

6.トマムの遍歴











 夕張から占冠までは山が深くトンネルが多い。
 地図で見てもJR石勝線と絡み交差しながらほとんど山以外何も無いところを道東道は貫いている。
 後部座席でレナは寝ている。彼女は車酔いする質だし乗り物が動くとすぐに寝つける体質だ。片や姉のカナは全然寝ない。寝た方がいい時でも寝ない。
 占冠ICを過ぎてしばらく行くと占冠PAがあったので寄ってみた。
 先ほどのキウスPAに比べると小規模ながら売店があった。
 牧場ソフトクリーム、手作りザンギといった看板が見える。
 ザンギって何だろうと思ったが、残念ながら売り切れていた。
 茹でたトウモロコシが美味しそうだったので購入する。粒が白いのと黄色いのとあって、好きなものを選んでというので、北海道らしい白い方を選んだ。トウモロコシの隣に値段のついていないアスパラもある。
 「アスパラいくらですか?」
 「150円」
 「これも下さい」
 「今朝、富良野の畑で採れたばかりよ」
 今夜はキャンプ場泊だからアスパラは夕食に食べようっと。
 いつの間にか空が晴れてきた。
 やっぱり青空が見えると心も晴れるのだ。


占冠PAにて



 占冠を離れホロカトマムトンネルを潜ると左手に迷彩色の軸を持つキノコのごとき妙なビルがにょきにょきと四本立っているのが見えてくる。
 トマムだ。
 トマムもよく来た。たぶん北海道で一番多く泊まったことのあるアコモ。
 当初は関兵精麦株式会社のアルファリゾートトマムとしてリゾート開発がなされていたが、加森観光への期限付き委託、関兵精麦の破綻、星野リゾートへの売却を経て現在は星野リゾートトマムという名で運営されている。
 関兵精麦時代に3度、加森観光時代に1度泊まったかな。星野になってからは来たことが無い。
 トマムと言えばスキー場のイメージが強いが、今回の旅行のために買ったガイドブックなど見ると、グリーンシーズンは「雲海」をイメージ戦略に使い始めたようだ。
 雲海と言うと新潟のまつだい芝峠温泉を思い出すが、こればっかりは期待して出かけても天候次第のところがあるからなぁ。


高速道路から見るトマム。この画像だと手前のビルが重なっていて三本に見えるね。



 トマムを過ぎると少しずつ左手が開けてくる。
 十勝川流域に近づいてきたのだ。
 次の休憩所は十勝平原サービスエリア。

2-7もうじき海がへ続く


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