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平湯キャンプ場日記2-3


3.プールじゃなくてお風呂だよ

 yuko_nekoさんちのちび姫ちゃんが、水着を着る着る~と騒いだ。
 そりゃあ、あれを見たら着るって言うよね、次はうちの子たちがきっと泳ぐって言い出すぞ。
 yuko_nekoさんはお風呂だと説得した。
 そして子供たちはパパたちと大露天風呂横の丸見え脱衣所で脱いでもらうことにして、女性陣は女湯側の脱衣所に向かった。

 女性用脱衣所は女性用露天風呂に併設されていて、こちらは何というか、混浴ほど大きくも見晴らしがよくもないが、十分な大きさと開放感があり、落ち着いている。
 真面目に子供たちがいなくてゆっくりできるなら、こっちがいいかな。
 お湯は僅かに青緑がかった濁りがあり湯口の岩は赤茶に染まっている。、この色から想像するに金属系の臭いと気の抜けた炭酸風の味がしそうだ。
 うん、その通り。
 ここの露天風呂は単純泉と言うけれど、平湯の平湯民族館で入った炭酸水素塩泉のあの温泉によく似ている(ちなみに内湯は別源泉だそうだ)。

 バスタオルを巻いて混浴露天風呂に移動してみると、あまりの広さに私もyuko_nekoさんも自分の家族が見つからない。
 やっと奥にマコちゃんの姿が見えた。じゃきっとあの辺りにみんないるのかな。

 混浴露天風呂は三つの大きな浴槽に分かれている。
 一番奥まで行こうと思ったら、手前の二つのどちらかに入らないとたどり着けない。
 これがなかなか深い。レナなど足が立たないだろう。

 ようやく奥まで来ると、カナとレナが「遅いよ」とやってきて、奥のお風呂には洞窟があるから入れ入れと腕を引っ張った。
 洞窟ねぇ。
 なんかこう、趣は無いがあっけらかんとしたお風呂だな。
 台風はどこへやら、空は晴れてがんがんに直射日光が降り注ぎ、かなりの高所かと思うのに、涼んでいても暑い暑い。


佳留萱山荘はおおらかさにかけては申し分のないお風呂です。
まあここまでおおっぴらだと、水着来てでも入りたくなる気持ちはよぉく判ります。

水着着ずに入れればなおいいけどね。


 まあ子供たちははしゃいだこと。
 でもお湯もぬるくはないのだが、それより気温が高いのにまいってすぐにギブアップしてしまった。
 カナは出たい出たいと騒ぎ、早々にパパと一緒に上がってしまった。
 レナは岩で膝を少し切ってしまい、それでもしばらく遊んでいたので遅れをとってしまった。
 お姉ちゃんが待っているからと急かしたが、今度はちび姫ちゃんと一緒に服を着るというので、ちび姫ちゃんのパパのがっちゃんがレナの服も着せてくれた。
 なんて、まめな方。

 私とyuko_nakoさんは女湯の脱衣所に戻り身支度を整え、石段を上がってみると、先に上がった男性陣はログハウスのような休憩所で、ビール片手にすっかりくつろいでいた。



2-4.福地温泉 昔ばなしの里へ続く


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