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榛名湖日記ファイナル1-8


8.中島屋の十割蕎麦

 11時ちょうどに中島屋の前に戻ってくる。
 ここのお蕎麦屋さんのインターネットキャンペーンで十割蕎麦特盛り四段を当てたのだ。年末にも一度来たのだが、そのときは当選チケットは次回に取っておくことにして、再訪を約束した。
 蕎麦だけじゃなくて親子丼や焼酎の蕎麦割りも美味しい店。今日のお昼は、ずっと前から楽しみにしていた。
 それにもうひとつ、楽しみにしていたことがあった。
 私の掲示板にしばしば有益で楽しい四万の情報を書き込んでくださる中島屋のアイドル、小枝子さんと一緒に写真を撮る約束をしている。
「こんにちワ、小枝子です」
 どんな絶世の美女がそこに立っていらしたかは…ご想像にお任せします。

 特盛り四段の他に、から揚げを頼んだ。
 お腹を空かせていたカナとレナは目を輝かせて、あっという間に平らげてしまった。大人の口に入ったのはほんのちょっと。パパが食べようと辛子をつけた分まで、カナに「辛子をはがして」と命令されて取り上げられてしまった。
 ほんのちょっとしか食べられなかったけど、から揚げも美味しい。衣が白っぽい色合いで、さくさくふわっと柔らかい。

 子供たちはから揚げでお腹がいっぱいになってしまったらしく、お蕎麦は少しか食べなかった。
 ラッキー。作戦勝ちならぬ怪我の功名。
 十割蕎麦は大人のものだね。

 もっちりとした歯ごたえがあって、噛むと香りが鼻に抜けていくような蕎麦。
 美味しいお蕎麦でお腹も心も幸せいっぱい。


お蕎麦が食べたくなった人は、中島屋さんへどうぞ→四万温泉の蕎麦屋 中島屋公式サイト


 四万からの帰りがけに、白石電気店に寄って温泉納豆を買う。
 四万温泉名物、温泉納豆、知ってる?
 電気屋さんなのに納豆を作っている。しかも水の代わりに四万温泉の湯を使って作るという変り種。
 お店に入り、納豆はどこかときょろきょろしている私に、すかさず「納豆ですか?」と店番の女将さん。
 1パック80円。
 小さい袋はこれしか無いので、とナショナルの袋に入れてくれる。さすが電気屋。

 四万との別れ際、行きにも見た四万湖を目にしてパパが凄い色だね、と。
 朝にはエメラルドグリーンだった四万湖は昼過ぎには鮮やかなコバルトブルーだった。


温泉納豆
どう見てもタダの電気屋さんでしょ。でも左端に「温泉納豆」の看板、見えます? これが噂の四万温泉名物「温泉納豆」
入れてくれたビニール袋がナショナルの乾電池と書かれているのが、らしいです。 




1-9.榛名湖の氷上でへ続く


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