子連れ旅行温泉日記

雪見露天風呂紀行【榛名湖日記8】5-2


2.尻焼温泉即席混浴

 尻焼温泉には今年のゴールデンウィークにも来た(榛名湖日記6 三日目参照)。雪解け水の増水で川の露天風呂には入れず、さらに川岸のかま湯にもパパしか入ることができず、私は泣く泣く再訪を誓った。
 今回は、まあその気になれば川の露天風呂に入ることもできるかもしれないが、とりあえず旅館のお風呂狙い。無理して野湯に子供を連れて行くには向かない季節だから。

 川のお風呂に入るなら尻焼温泉入り口のパーキングに車を停める必要があるが、今日はその先まで車で乗り入れてみよう。入り口のパーキングにはテントを張っている人もいる。雪の中のキャンプ気分なのか。ゴールデンウィークにもほとんど駐車場に住み着いているような人がいたっけ。

 雪見露天風呂を目当てに旅館のお風呂を借りるとすれば、関晴館別館か明星屋旅館。着くまでどちらにしようか迷っていたのだが、何のことはない、関晴館別館の立ち寄り入浴は12時半からで、11時過ぎの今から入らせてもらえるのは明星屋だけなのであった。


明星屋旅館 外観
露天風呂は前方右手にある


 明星屋は尻焼温泉の中心にある橋を渡ってホテル光山荘の隣に建つ。光山荘の裏手にやっと車一台の通れる細い道があり、その下が明星屋の駐車場になる。
 駐車場の目の前にははたはたとシーツの干してある物干し竿があり、この寒い中に干すとシーツがぱりぱりに凍ってしまうのではないかと思わず考えてしまった。
 なんとなく湯治場のような雰囲気の旅館だ。
 入り口をがらりと開けて声を掛けると、女将さんが出てきた。宿の露天風呂に入らせていただきたいと伝えると、ちょうど女湯が清掃中だから、男湯に家族でどうぞと言って下さった。
 おお、即席混浴だ。
 カナ、みんなで入れるって。良かったね。


ここから階段を降ります
木でできた傾いだ階段で、カナとレナは、
「千と千尋の神かくし」みたい 階段の途中から撮影
長笹川と露天風呂の屋根が見えています
露天風呂は本当に川のそば




5-3.尻焼で雪見露天風呂へ続く


雪見露天風呂紀行 榛名湖日記8 目次 | 子連れ温泉ガイド地熱愛好会HOME