子連れ旅行温泉日記

今度こそ紅葉の温泉を探せ 榛名湖日記7 3-6


6.今日も一日楽しかったよ

 湯上りに子供たちが又、犬を見たいと言うので休憩所の前まで連れて行った。
 若いカップルがデジカメで露天風呂の外観を撮影しているのを見て、もしかして…と思ったら、二人は休憩所で日帰り入浴の受付をしている方に「温泉の成分分析票のコピーをいただけませんか?」と聞いた。…やっぱり。
 受付の女性が脱衣所のほうに貼ってありますよと言ったので、思わず「男湯と女湯の間の壁にありましたよ」と余計なことを言ってしまった(笑)。
 パパ曰く、「同業者じゃないの?」
 仕事じゃないって~(爆)。

 そのあと温川温泉の受付をしていた方とすっかり話し込んでしまった。話をしてみると、実はご近所さんであることが判ったので。彼女は東京住まいで週末だけこちらの手伝いにいらしているそうだ。
 浅間隠はそれぞれ源泉の違う三軒があるけど、三軒ともお湯は信頼できるからね。特にうちはホウ酸が沢山入っていて目にいいからね。ぜひまた来てね、と仰っていた。


温川温泉白雲荘
右の柵の内側は男湯露天風呂
だから写真の景色は、たぶん男湯から見える景色と同じ

女湯はよしずであまり外は見えないけどね



 帰り道、行きに見た岩櫃山を背に榛名山を登る。
 今日は本当に11月とは思えない暖かい陽気だった。
 夕食はキノコ鍋。りんご狩りでおまけにもらった大根もすりおろして鍋の中。
 この宿の部屋はフローリングの部屋と和室が繋がっていて、その間のドアをスライドさせて全開できるようになっている。子供たちはこれがお気に入りで、いつも和室を舞台に見立ててショーをしてくれる。
 大人がゆっくり鍋をつついている間、先に食べ終わった子供たちがディナーショーを見せてくれた。今日はミニーとデイジーのショーと、セーラームーンのショーだそうだ。歌と踊りが終わると、パレードと称して部屋を一周して握手してくれる。本格的だよ。

 子供たちは今度は椅子をならべて、椅子の足に座布団を立てかけ、動物たちの小屋を作っていた。動物というのは、昨日バルーンアートで作った犬とうさぎだ。パパ、ママ、この座布団と椅子、朝まで動かしちゃ駄目だよ、と言われる。

 今日もまた、草津には泣かされた。
 パパにそういうと、草津は冬に行こうと言う。榛名湖から一時間半もあれば行くんだから、いつでも行かれるじゃないかと。
 でも前回泣かされた時も冬だった。草津にスキーに行って、帰りは草津で温泉に入れなかった。あのときはスキーをあがって3時くらい、今から温泉に行ったらきっとスキー客で混んでいるからという理由だった。雪の中は子供を連れて歩くのが辛いし、冬はもっと身動き取れないんじゃなかろうか。
 じゃ、草津に泊まろう。
 ほんと?
 年末はまたこの榛名湖で過ごす予定だから、そのときに草津で一泊しよう。
 やったね。草津に泊まったら共同浴場をぐるぐる巡るぞー(子連れでは絶対無理…)。
 何事も言ってみるものだね。


きのこ鍋カナとレナと動物の檻
パパ特製キノコ鍋
おいしゅうございました、ごちそうさま この二つ繋げた椅子の下が動物の檻になっている
これから寝るんだから枕ぐらい返してよ



4-1.哀しい知らせへ続く


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