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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

19.TACHIKAWA CAFEはティータイム













 しょうがないので次に来た何の変哲もない市電で大町まで移動した。
 十字街辺りと比べると観光地らしい様子はなりをひそめ、より海に近い田舎町といった風情を漂わせている。
 大町駅は昨日も宝探しで降りた。新島襄の海外渡航石碑や元々淨玄寺だった敷地に建てられた弥生小学校を訪ねて。

 目指すTACHIKAWA CAFEは大町駅から海側に一本入った通りを函館どつく方面に向かって歩いて左手にあるはず。





 店はすぐに判った。
 函館に多い和洋折衷住宅は、一階が和風、二階が洋風に作られていることが多いが、このTACHIKAWA CAFEに使われている太刀川家住宅はその逆に一階が洋風、二階が和風となっている。
 その洋風建築の一階は米穀店として使われていたものを改築してカフェとして使用している。
 アーチ形や円柱形の柱を取り入れた洋風の一階ではあるが、中をのぞくと内装はむしろ古い木造の日本家屋風で、さらに椅子やテーブル、カウンターに並べられたボトルやグラスは洋風文化が日本に溶け込んだ後の昭和を思わせて、それら全てが調和してなじんでいる。

 オープンテラスの席に座り洒落たメニューをめくるが、飲み物とケーキぐらいしか無い。飲み物はアルコールもあるのに。
 店内に入りサンドイッチは無いのか聞くと、ランチタイムは終わったので今はティータイム用のメニューしかないと。

 甘いもの苦手なカナはがんとしてケーキは食べないと言うし、仕方なく他の店を探すことに。
 こういういかにも函館らしい古い建物を利用したリノベーションカフェでお茶したかったけど仕方ない。

 ガイドブックにはもう一軒近所のカフェが載っていた。
 同じ通りをもう少し真っ直ぐ行ったところ。ROMANTiCO ROMANTiCA。通称ロマロマ。


右下の画像は通りすがりの和洋折衷住宅だけど、残りの画像はTACHIKAWA CAFE



4-20ROMANTiCO ROMANTiCAのティータイムへ続く


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