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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

20.函館四天王













 近くに旧函館区公会堂ほど派手ではないがやはりコロニアル風の旧北海道庁函館支庁庁舎、すなわち当時箱館奉行所として機能した建物があり、また四人の男性が並ぶ銅像も発見した。
 中央に洋装で立った人物が二人、両側に和装で座した人物が二人。函館四天王と呼ばれる今井市右衛門、平田文右衛門、渡邊熊四朗、平塚時蔵の四人であり、このうち三番目の渡邊熊四朗は金森赤レンガ倉庫の海運王である。


真ん中と左下の建物が旧北海道庁函館支庁庁舎



 七番目の立札に記されていた言葉はこうだ。
 『我々はそれぞれ龍馬の言霊を胸に秘め、世の為、
 人の為、そして箱館の発展の為に努めて参りました。
 その結果このように未来の人々に称えられ
 銅像にまでなったわけであります。
 さあ二十一世紀のサムライよ! 次は君達の番だ!
 この冒険はまだ終わらない!
 龍馬の言霊は真の宝とともに、
 南部美濃陣屋の南に位置する水の公園にある!』





 ま、まだ終わらないの!?
 しかも謎の「真の宝」まで登場するし。

 なんだかもう自分が何の時代にスリップして何を探しているのかわからなくなった。
 面白いけど。

 看板の裏には
 『行先ヒント写真⑦
 レンガ造りの建物の脇の階段を登れ。
 道なりに開けた草の斜面の木の下』とあった。

 でもこれで今日はもうタイムアップ。

 問題の階段があることだけ確認して帰ることにした。
 振り返って仰ぎ見た函館山はどんよりとした雲を背景に。
 今日はしばしばロープウェイの山頂駅は雲にすっぽり包まれていた。たぶん昨日夜景を見に上ったのは正解だった。


夕暮れの基坂




3-21湯の川温泉駅と足湯へ続く


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