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◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記

10.五稜郭へ行ってみよう













 食後は五稜郭タワーのお土産物屋を軽く物色して隣の五稜郭へ。
 下まで降りると一瞬、どちら側に五稜郭があるのかわからなくなってしまう。
 みんながぞろぞろ歩いていく方向についていけばいいか。
 確かに人波についていくと、五稜郭の堀を渡る橋に着いた。


ここはまだ五稜郭タワーの中。右下の銅像は人気の土方歳三。



 お堀はボートに乗ることもできるようで、橋から見えるところに貸しボートの店があったが、そこから流れてくるメロディーが何というか昭和な感じ。
 お堀を渡ると藤棚のトンネル。ちょうど植木の手入れをしている人たちが梯子を掛けて忙しそうに作業している。

 それから左に逸れて小径を歩いていくと左手に堀が、右手に立木が延々と続く。
 この木、全部桜だよね? さぞや花見のシーズンは見事だろうな。
 道が延々と続くのはよく考えたら当然で、ここは全方向に向けて攻撃・防御すべく作られた城郭で外側の道はひたすらお堀沿いに一周するだけだ。
 向きを変えて真ん中を目指せばすぐに中央の復元された箱館奉行所に着くのだった。


外側の道をいくら歩いても奉行所に着くわけないじゃん。五稜郭の外側を一周しちゃうだけじゃん。
内側へ向かって曲がらないと。




3-11復元された函館奉行所へ続く


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