◆◇夏休み函館紀行◇◆
母娘函館観光旅行記
流山温泉の敷地もとっても広そうだった。
さすがキャンプ場併設の北海道の施設だ。
不必要なまでに広い道が敷地を貫いていて、道の両側には合宿の学生なのかゼッケンをつけた子供がいるサッカーグラウンドやぽつりぽつりとテントが建つキャンプサイトがある。
キャンプサイトの奥は森でその向こうは印象的な駒ヶ岳。
景色の良い施設だ。
さらに道を進むと役目を終えた電車の車両が展示してあり、その隣に日帰り温泉?うーん、日帰り温泉の建物っていう感じはしない、でもなんていったらいいんだろう・・・という真新しい三角屋根の建物が廊下で一部接続した形で二つ並んでいた。
後から知ったがこれらの建物はSamurai Artistの異名を持つ彫刻・作庭家 流 政之の作品なのだそうだ。「流」繋がりだろうか。
石垣みたいなところを通って入り口から入ると、中はこれまた洒落た感じ。
脱衣所も広々として都会的なつくりだった。
浴室は窓は広いが少し薄暗い感じ。
茶色っぽい濁り湯が広い浴槽を満たしている。
浴室はそれほど特徴的ではないが、ところどころに遺跡っぽかっかりアウトドアっぽかったりするオブジェなどがあって、やはり少し変わっている。
浴室の一角に露天風呂につながる出口があったので外に出てみた。
うわぁ、これは素晴らしい。
まず正面にドンと優美な駒ヶ岳がそびえている。
そして自然の中の岩風呂なのだが北海道っぽいというか、普通の和風の岩風呂とは全然違う。
周りの景色も囲っておらず見下ろす立地でも無いのに開放感のあるワイルドさがあるというか、とにかく入って嬉しい露天風呂。
明るい日差しの下で見ると、流山温泉のお湯は緑がかった茶色の濁り湯だった。
温度はぬるめでとにかく駒ヶ岳を臨む景観は絶品。少し入っただけで膝下がチリチリくるくらい塩分を感じる
これはこれは本当にサイクリングルートの途中にあって良かった。
水曜定休日でも8月無休で良かった。
北海道の温泉いいな~。