日帰り温泉心得!!

 気が付いたら遠方の観光地ばかりでなく、都市部の身の回りにも日帰り温泉がと~っても増えました。
 そんな日帰り温泉、利用するのはカンタンですけど、こうしたらもっと快適に過ごせるのに・・みたいな攻略法をまとめてみました。
 みんなで楽しもう、日帰り温泉。あーっ、日本っていいなぁ。



[目次]

1.日帰り温泉マナー

2.日帰り温泉持ち物リスト

3.日帰り入浴攻略法


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1.日帰り温泉マナー

今更と言わず、考えてみよう。大事なことだよ、入浴マナー。

■洗ってから入ろう

 温泉は掛け湯をしてから入るのが基本。
 だけど都市部の日帰り温泉の場合、1日の入浴客の人数を考えたって、お湯を掛けるだけじゃなくてちゃんと石鹸なりボディーソープなりで洗ってから入るのがベスト。

■タオルはお湯につけない

 ワタシも前は洗濯した綺麗なタオルがちょこっとお湯に触っただけで文句言われるほどのことかー? と思っていたこともありました。
 しかし、ある日、見てしまった・・・。
 それは洗い場の順番待ちをしているとき、洗っている人の後ろに立って。
 石鹸をつけたタオルでオシリの穴までごしごし洗っている人を・・・。
 ・・・。

 あのタオルは入れてほしくない。
 あのタオルがどのタオルか判らないので、つまり全部タオルは入れるべきではありません。
 ちなみにワタシは石鹸を手で泡立てて洗ってます。タオルは上がるときにふくだけです。

 そんなわけでタオルをお湯で濯ぎたくなっても湯船で濯ぐのは勘弁して下さい。
 桶に汲むなり、カランの お湯を使うなりいくらでも方法はあるでしょう。

■洗い場の場所取りはやめよう

 さあ体を洗おう・・・と思ってカランの処に行くと、あれまあ、席という席には誰かの荷物が・・・。
なんかイヤ~な気になります。
 カランは私有地じゃないよっと。

 女性に多いんですよね、これは(筆者はジョセイ、念のため)。
 場所取りしてなきゃ、その人が使ってない間、他の人が洗えます。カランの数は限られてるんですぜい、あなた。

 「だって体洗って一回入って、それから頭洗うときにカランがなかったらやなんだもん」
 最初に全部洗っちゃいなさいって~。
 それがイヤなら頭洗うの諦めるとか、並んで待ってるとか。
 自分さえ良ければ、は、やめましょう。みんなの場所です。

■ちゃんと体をふいてから脱衣所に行こう

 浴室から脱衣所に上がるとき、足ふきマットがあります。
 が、しかし、それを目当てにずぶぬれのまま脱衣所に行くのはいかんです。

 自宅のお風呂ならいいですよ。足ふきマットは自分のためだけにドライな状態でスタンバイですから。
 気の利いた施設なら足ふきマットを頻繁に取り替えますが、それでもあれは保険みたいなもんです。

 お風呂に入った人は、足ふきマットに足を乗せる前に、体を拭きましょう。ついでに足の裏も。
 なぁに温泉タオル一枚で十分ふけますって。

 なお、子連れでの温泉マナー、注意点については別途まとめてあります。該当される方は良かったらどうぞ → 子供や赤ちゃんと温泉に入るときのマナー、注意について

2.日帰り温泉持ち物リスト

持っていくと便利なもの、 ワタシがいつも持ち歩いているものなど

■温泉タオル

 最低、これさえあれば。常に車の中に載せてあります。

■防水袋

 スーパーのがさがさ袋の小さい奴でもOK。浴後にぬれたタオルを収納します。ロッカーも無いような温泉の場合、貴重品を入れて浴室に持ち込むにも便利。

■髪ゴム

 髪の長い女性(男性も?)は必須。間違ってもざんばら状態で湯船に入らないように。

■マイ石鹸・マイシャンプー・マイリンス

 いや、ワタシは持ち歩いてません(きっぱり)。でも料金の安い温泉銭湯などでは常備していないところもあります。首都圏で600円以下なら持参するのが吉。
あと、使い慣れたものでないとかぶれるというような人も気をつけて。

■小銭

 人数分の入浴料は当然として、意外と忘れがちなのがロッカー費用。100円玉が必要なところ多いです。
 この100円が、使用後戻ってくるか戻ってこないかで施設の度量が判る?(笑)。

■おまけ

 温泉タオルは温泉宿で貰える名前入りのもいいんですが、お勧めはパイル地になってない日本手ぬぐい。
 理由は、1.かさばらない 2.柄が洒落てる 3.乾きが早いの三点。
 これを持ち歩くだけで「通」な感じが出せますよん。

 あまりバスタオルは日帰りに持ち歩きませんが、お泊りを含めてバスタオルのお勧めがあるとしたら「今治タオル」と「泉州タオル」。
 使ってみて初めてわかるクオリティの高さ。
 メイドインチャイナでも新品ならふわふわですけどね、メイドインジャパンのタオルは何度洗濯してもふわふわが続き、綿100%なのに乾きが早いです。
 特に今治はさらっとして、へたれにくい。泉州はふわふわ感が他の追随を許さない。
 マジでお勧め(今治や泉州の回しものじゃないですけど)。

3.日帰り入浴攻略法

 今まで遠くまで行かないと入れないと思っていた温泉が、電車や車で30分ぐらいのところにできたのは嬉しいことです。
 しかも最近は露天風呂や休憩室は当然として、安いところが多いし、掛け流しなんて贅沢なところもある・・・その一方、考えることはみな同じ。当然どこも大混雑。

 ・・・東京圏と地方都市でははっきりいって人口密度が全然違うんです!!

 お手軽な温泉ほど混みます(涙)。

 湯船は猿の芋洗い状態。休憩室は足の踏みどころもない。食事処は満席行列・・・。

 どうしたらいいでしょう。

 一番良いのは平日に行くことです。有給取って、家でごろごろする代わりに日帰り温泉に行ってごろごろする。これ最強。

 平日に休みを取れなければ、朝一番の訪問がおすすめ。
 開館時間と同時に入り、まずは一風呂。午前中はかなり空いてます。
 午前中は割引料金を設定している所もあります。
 で、お風呂上がりに早めの昼食。混んできたらさっさと退散しましょう。

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