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◆◇奥秩父日記3◇◆
GW駆け込み中津川村キャンプ場

1.本栖湖の浩庵か、房総の森のまきばオートキャンプ場か






 さすがにゴールデンウィークが始まってもまだゴールデンウィーク中の旅行先が決まらないのは初めてだったかもしれない。

 今年のゴールデンウィークは5月の1日2日を完全な平日として、前半と後半とはっきり分かれている休日設定だった。
 子どもたちの中学はそれぞれ平日は当然登校だから、行くとしたら前半か後半のいずれかということになる。

 天気予報では前半はいまひとつ。後半には雨があがりそう。
 いやそれどころか、結局今回のキャンプ旅行出発直前まで大雨の事態に。

 とにかく行くのは後半として、目的はキャンプとして、で、どこに行くの?
 まだ行き先決まってないじゃん。

 それがもう、ゴールデンウィークが始まってからのこと。

 どうするんだよー。
 どこに行くんだよー。
 もうゴールデンウィーク後半、始まっちゃうよー。




やっぱりキャンプかな~




初日 2012年5月4日(金)

 早朝5時半前に出発した時にはまたもや雨が降り出していた。
 荷物を積み込み終えた後で良かった。
 全員車に乗ったとたん大雨だ。

 昨夜でもう大雨は止むんじゃなかったっけ?
 キャンプで何が辛いと言って悪天候だ。
 ホテルや旅館に泊まる普通の旅行だって晴れている方がいいに決まってるけど、キャンプとなると雨は何倍も辛い。
 今回はテントは張らないし、雨の中でテントを張ったことは無いけれど、そんなことは想像もしたくない。
 雨が降ればテントやバンガローの屋根の下から出られないし、じめじめするし、下手したら水漏れするし、トイレに行くのがまたひどく難儀だ。

 とにかく雨の中のアウトドアは楽しくない。
 それを楽しいと言えるほど人間できてない。

 さて、ぎりぎりまで決まらなかった今回の行き先だが、茨城案、長野案なども出るには出たが、有力だったのは本栖湖案と房総案で、最後まで残ったのは房総案だった。
 本栖湖はこの時期、まだ寒すぎる。


これは以前、夏に行った時の本栖湖のキャンプ場洪庵からの富士山



 今回は新しいキャンプ場を開拓する気力は無く、よく知っているキャンプ場から選ぶつもりだった。
 パパがここにしようと一度は決定したのは千葉県 房総半島の森のまきばキャンプ場。
 子どもたちが小さい頃何度か行った。
 牧場の敷地を利用した広い芝生のキャンプ場で、うさぎの餌やりなどができたはずだ。
 トイレは仮設タイプでいまいちだったが、蛇口から普通にお湯が出せたのがありがたかった。
 あとは区画整備されていないキャンプ場なので、混雑時にぎりぎりでも予約できる可能性が高い。

 そもそも我が家がキャンプ場を選ぶときに重視するポイントの一つは「朝からチェックインできること」だった。
 これがクリアできるキャンプ場は意外と少ないのだ。
 すぐに思いつくのはこの房総半島の森のまきばオートキャンプ場か、本栖湖の浩庵キャンプ場ぐらいしかない。
 「だから森のまきばにしよう。ゴールデンウィーク中はまだ寒いけど、房総半島なら温暖だし」とパパ。
 「でもねぇ・・・」私が躊躇するのは、森のまきばには二つのデメリットがあったからだ。
 まず、ゆるやかな斜面になっているので、多くの場所でテントの床が少し斜めになる。これって寝るとき結構つらい。
 もう一つはそう、近くに温泉が少ないこと。
 どうせパパはキャンプ場に入ったら根を生やすつもりだから、車で20分圏内にいいところがないと・・・。
 森のまきばオートキャンプ場から近い温泉は湯の郷かずさになるが、やっぱり温泉好きとしては人工温泉なのに温泉の看板を掲げているところは心情的に許し難いものがある。

 そんなこんなで森のまきば案にはなかなか「うん」と言えなかったのだが、半日考えて、行きに青掘温泉に寄れるなら良しとしようと自分を納得させて決めてみれば、なんのことはない、電話した森のまきばには「もういっぱいです」と断られてしまった。
 正確には二泊のうち一泊分はまだ空きがあるということだったが、連泊できないのではしょうがない。

 考えてみれば当然だ。
 既にゴールデンウィークは始まっているんだからさ。






1-2行先は奥秩父へ続く


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