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■奥秩父日記2■2-3


3.彩の国ふれあいの森

 次に森林科学館の方に行ってみた。
 森林科学館には樹木や森のなりたちなどパネルや展示品で紹介したコーナーがあり、一番奥に「オモシロ工作クラブ」というものがある。
 ここでは糸ノコギリによる木工品の工作ができる。板から動物の形を切り抜き、紐をつけてペンダントにすることもできる。一つ50円ととってもリーズナブルで小学校二年生ぐらいから自分でできるそうだ。
 カナもレナもちょっと自分で糸ノコを操作するには危ない年齢なので、親とペアを組んで作ることにした。
 カナはウサギを、レナはリスを選ぶ。
 カナはパパと組み、レナはママと組んで作業台に座った。
 ががが、がたがたがたと木の板を切っていく。板には切り抜く動物の形が鉛筆で書かれているので、その線に合わせて切り落とせばよいのだが、けっこう難しい。ちょっと気を抜くと曲がってしまうし、切りくずですぐに線が見えなくなる。ふーふーと絶えず切りくずを吹き払いながら緊張して切り離した。
 切り終えたら紙ヤスリで丁寧に角を丸めて、目抜きでちょっと目の穴を整えて、金具をつけて紐を通せば木のペンダントの出来上がり。

 ペンダントが完成したところで、パパがちょっとキャンプ場に戻って魚を置いてくると言った。カナはもうちょっと森林科学館を見たいというので、二手に分かれることにした。


こちら彩の国ふれあいの森の森林科学館 中では木のことがいろいろ学べるほか、簡単な木工細工を作ることもできる
小さい動物をくりぬいて、ペンダントにすることも可能


 10分したら戻ると言っていたが、さっぱり戻ってこない。後で晶さんに聞いたら、どうもキャンプ場のご主人のところで油を売っていたらしい。
 ようやく戻ってきたら、晶さんが一緒だった。何でも目が覚めたら既に我が家はおらず、特に今日の予定もないので川辺で和んでいたとのこと。まあ、川原でひたすら何もせずに時間を過ごすのが中津川最高の過ごし方だと我々もその後理解することになる。

 だださんは先に一人で道の駅大滝温泉に向かっているというので、こちらは晶さんと一緒に行くことにした・・・が、カナがペンダントのウサギがないと言い出した。
 紐が細いので金具から外れてしまうのだ。どこかで落としたに違いない。全員で森林科学館に引き返して捜した。
 やっと見つけたのは芝生の上。
 晶さん、一緒に捜してくれてありがとう。


彩の国ふれあいの森はちょっとスイスかチロルみたいな景色
東京のお隣、埼玉県とは思えません うまっぴる!?
なにもの?
森林科学館の展示から(蛭の一種らしいが・・・気持ち悪い)




2-4.道の駅 大滝温泉へ続く


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