三富温泉郷 白龍閣
(2004年5月のデータ)
■所在地 〒404-0201山梨県東山梨郡三富村川浦297 TEL 0553-39-2611 FAX 0553-39-2613
■公式サイトURI http://www.hakuryuukaku.jp/
■泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉(アルカリ性低張性高温泉)
■設備等 男女別露天風呂、男女別内湯、談話室(椅子席で風呂上がりの待合い可能)
■入浴料 大人500円、小人(小学生以下)300円、個室休憩1名2,000円、広間休憩1名1,500円
■営業時間 午前10時〜午後8時 |
果たしてこの温泉はベビー向け?
湯温★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 湯温は適温、泉質は特に刺激など無し
設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★☆ ベビーベッドなどは無し、畳ではないが談話室で少し休憩できる |
まもなく山梨市に吸収合併されることが決まっている山梨県三富村は、笛吹川の上流をその版図とする。
百名山の一つ、甲武信岳から端を発するその流れは、西沢渓谷など風光明媚な深い谷を穿った。
いくつもの神秘的な滝がその渓谷を彩り、やがて川は立ち並ぶわらぶき屋根の民家を水底に沈めた広瀬ダムに達する。
ダムからさらに5、6キロ道を下った辺りにぽつりぽつりと温泉旅館が点在する、そのうちひとつが白龍閣、ちょうど笛吹川の支流である小さな沢に面している。
白龍閣の露天風呂は小さな滝も見えるのだ。
新緑の季節、雨の中、雁坂トンネルを抜けて山梨に入った。秩父往還、雁坂みちとも呼ばれる140号線は、ダム湖から流れ出る笛吹川に沿って伸びて、川浦温泉を過ぎたところで「白雲閣」と書かれた旅館の駐車場に車を乗り入れた。
入り口は瓦屋根で重厚感があるが、奥の方は古びた鉄筋という感じの建物だ。 エレベータで下へ下りる。お風呂は川沿いだ。 エレベータを出ると、女性用は右手、男性用は左手。
そのときは知らなかったが、元々は右手は男性用だったという。だから左手の浴室より景色が良く、公平さに欠くことから今は交代制になっている。今日は景色のいい方が女湯だ。
脱衣所は綺麗で真新しい。段差のあるつくりで、上段にロッカー、階段を下りると脱衣棚がある。
何故か脱衣所から浴室に至るドアが二ヶ所有り、子供たちはこっちが入り口でこっちが出口と勝手に決めていた。
内湯は結構大きく、壁一面が天然の大岩になっていて迫力がある。ざんざんと上部から打たせ湯のように源泉が落ちてくる。 その奥は温室のように植物がわさわさと植えてあって、ちょっとしたジャングル風呂風。 感動したのは露天風呂。 内湯を通って行くつくりになっており、川沿いで遠くに小さな滝が見える。
お風呂は内湯より低いところにあり、それでも川面よりは相当高いが、見下ろすと流れは澄んだ深い緑玉色で、それが霞がかったようなぼやけた視界に、絵のように美しい。お風呂からこんな景色が見られるなんて幸せだなぁ。
お湯は透明度が高く、茶色っぽい湯の花がちらほら舞っている。飲泉用のコップも備え付けてあり、薄いゆで卵系の味と臭いがする。 湯船ではそれほどにゅるっとくる感触は感じられないが、内湯の滝のように落ちている源泉に触れるとかなりにゅるにゅるする。
昨夜は髪を洗ったりできなかったので、ここで子どもも自分も洗髪をした。髪を洗っているとシャワーからゆで卵の臭い。
カランのお湯が源泉だ。 何だか髪を洗いながら温泉の臭いに包まれて、妙にリラックスしてしまう。
森林や川や滝に心を癒すマイナスイオンが多くあるなら、白龍閣の露天風呂はさらに温泉効果で日々の憂いもさらさらと融けて流れてしまうに違いない。ここはそんなお風呂。 |
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