伊東温泉 大東館

大浴場+貸切風呂3つのお風呂好きの宿

  • 所在地 静岡県伊東市末広町2-23 TEL 0557-37-5166
  • 泉質 単純温泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名:3源泉の混合泉(岡191号、岡152号、岡137号)
  • 入浴料 大人800円 小学生400円、幼児無料
  • 日帰り温泉営業時間 午後2時~午後10時
  • 日帰り温泉定休日 年中無休
  • 設備等 男女別内湯、男女交代制露天風呂、貸切風呂×3など
  • 公式サイトURL http://www.daitokan.jp/
[2022年2月のデータ ただし日帰り入浴料、営業時間等は2023年1月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★★ 温度は適温、泉質に刺激なし 
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 貸切風呂が3つ  

伊東温泉 大東館 体験レポート

伊東温泉大東館

緑風園」「伊東小涌園」「大東館」「ケーズハウス伊東温泉」の4軒の宿が参加している「良泉散歩」で立ち寄った宿。ちなみに「良泉散歩」とは、4軒の宿のうちいずれかに平日に泊まった場合、1軒500円で入浴できるという大変お得なシステム。

良泉散歩利用券
良泉散歩利用券

私は「緑風園」に泊まって3軒全て回ったが、一番手馴れていてスムーズだったのがここ「大東館」だった。

大東館の外観
大東館の外観

外の看板に「お風呂好きの宿 大東館」とある。公式サイトでもお風呂についてことこまかに説明している。伊東温泉でもとても温泉に自信を持っているお宿のようだ。

大東館の館内

お風呂はたくさんあって、男女別の大浴場のほかに貸切風呂が3つ。貸切風呂の種類は「貸切五右衛門風呂」「貸切寝風呂」「貸切露天風呂」。日帰りで訪れてもその全部に入ることができる。ありがたい。

貸切風呂の使用状況
貸切風呂の使用状況

貸切風呂の使用状況はロビーから確認することができる。これも助かる。

大東館の防空壕通路
寝風呂や五右衛門風呂に至る防空壕の通路

さて最初に向かったのは、この時「空き」となっていた貸切の「寝風呂」だった。ここに行く通路も変わっている。防空壕と呼ばれる通路で、実際に弾薬や物資の貯蔵のための防空壕の入り口として使われていたそう。

貸切寝風呂の脱衣所
「貸切寝風呂」の脱衣所

寝風呂はごく一般的な寝湯を想像していくとびっくりする。単に浅くなっている浴槽ではないのだ。四角い檜の浴槽に、なぜか玉砂利が敷き詰められている。玉砂利といってもけっこう細かくて、じゃりっじゃりっと入るのが面白い。

貸切寝風呂
貸切寝風呂

お湯は無色透明。いくつか入ってこの寝風呂だけちょっと塩素消毒臭が感じられた。他はそうでもない。

寝風呂の玉砂利
寝風呂の浴槽内の玉砂利

「大東館」では源泉を3本所有していて、内訳は鎌田から1本、宿の建物の前と後ろからそれぞれ1本ずつ引いているという。自然と夏は熱めに冬はぬるめになるが加熱も加水もせずにそのまま湯舟に注いでいるそうだ。

大浴場の入口
大浴場の入口

どこか甘いにおいがして、お湯の中ではキシつき、湯上りは少しベタつく印象。これは寝風呂もそうだったが、そのあと入った男女別の大浴場でも同様だった。

流れ湯
流れ湯

「大東館」の大浴場は、「京の湯」と「流れ湯」と名付けられていて、「流れ湯」には大露天風呂が付いている。またこの二つの浴室は時間により男女を交代するが、日帰り入浴の時間帯は常に女湯が大露天風呂付きの「流れの湯」になる。

大東館の流れ湯
流れ湯、窓の外は大露天風呂

そしてこの日はたまたま大露天風呂の調子が悪く閉鎖されていたので、私は内湯の「流れの湯」のみ入っている。

貸切露天風呂への通路

ところで先ほど3本の源泉を混合していると書いたが、実は貸切露天風呂だけは混合ではないのだそうだ。というわけで、最後に入ってきたのがこの「貸切露天風呂」。庭の一角にあって、雰囲気がとても良い。

貸切露天風呂
貸切露天風呂

確かにここはお湯が違う気がする。「寝風呂」「流れ湯」と異なり、はっきり手触りがつるつるすべすべする。あと2本を足すとこのつるつる感がわからなくなってしまうのは面白い。

大東館の貸切露天風呂

「大東館」では日帰りで3つのお風呂に入れたが、残念ながら「貸切五右衛門風呂」だけは最後まで空きにならず入れなかった。

湯上りにロビーで涼んでいると、熱海から来たという女性にここもいいけど函南にもいい温泉があるからぜひ行ってみてと勧められた。施設名もちゃんと聞いておけばよかった。

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