あらたまの湯

子連れ家族のための温泉ポイント

あらたまの湯体験レポート

外観

「あらたまの湯」のあらたま（麁玉）とは、もともとはこの辺り―浜松市の浜北を指す地名だったと。さらには近くを流れる天竜川があらたま川と呼ばれていて、川を統治する女龍がいたので、「あらたまの湯」のマスコットキャラが龍のたまちゃんになったそう。

駐車場の温泉タンク

てっきり龍が掴んでいる玉が「あらたま」なのかと思っていた。違うのね。

マスコットキャラクターのたまちゃん

天然温泉を引いたスーパー銭湯なんだけど、外観はシンプルで、まるで高速道路のサービスエリアかなにかのよう。パッと見、平屋で広い。建物の前にバス停もあって、バスも停まる。

館内

館内に入ると外観から感じたよりは狭い。狭い中にぎっしりと売店や食事処が詰め込まれている感じ。

あらたまの湯の素などオリジナル商品も販売

お風呂は思ったよりスタイリッシュな作り。円形というか、多角形の浴室を半分に仕切って男湯と女湯にしてある。

それでは浴室へ

石庭の湯と森林の湯は日によって男女交代制

内湯は扇型で、大小の浴槽がある。大は源泉風呂、小は温泉掛け流しとなっていて、それじゃあなにかい、源泉風呂は源泉を使っているけど掛け流しじゃなくて、掛け流し風呂は掛け流しだけど加温加水だとか？この辺の区別がよくわからない。

今日は森林の湯が女湯

なお、源泉風呂は適温。掛け流し風呂はぬるめで、底の方に昔は気泡浴だったっぽい名残がある。内湯にはもう一つ、圧注浴もある。

石庭の湯は男湯

お湯自体はpH8台の重曹泉らしいかなりのにゅるにゅるぶり。においはパンが焼けたようなにおいに臭素？モール？そんな感じ。無色透明でたまに少し白い湯の花も。

露天風呂も扇型で大小あり、その外側に寝湯のジェットバス。サウナと水風呂もあったけど、温度はそれほど高くなくて初心者向けな感じだった。

左側が食事処のあらたま亭

露天風呂など雰囲気も良く、油断していたら吸い込み口からうっかりお尻を吸い込まれそうになった。

あらたま亭の座敷席

湯上がりは乾くまで少しべたつく印象。夫曰く男湯では地元のおじいちゃんたちが、上がったら酒を飲むぞとわいわい楽しそうに入っていたそうだ。地域の交流の場なんだねぇ。

あらたま亭のメニュー