多宝温泉だいろの湯

子連れ家族のための温泉ポイント

温度★★★★☆　泉質★★★☆☆　　　泉質は塩泉なので長湯注意
設備★★★★★　雰囲気★★★☆☆　　休憩室あり

多宝温泉だいろの湯体験レポート

多宝温泉だいろの湯の源泉櫓と外観。外観の画像はクリックで拡大。

　北陸自動車道に乗るにも便利なだいろの湯のある場所は、岩室温泉の外れのあたり。実は私はこの辺りに来るまで岩室温泉がどこにあるのか全然把握していなかったりする。
　駐車場は大きくとても混んでいた。この温泉は50畳の庭園露天風呂が有名らしい。
　入浴料に貸タオルもついているので結構お得かも。

多宝温泉だいろの湯の受付と入館料を支払うと渡されるレンタルタオル類の入ったバッグ

　源泉は3本のようで、内湯、屋根つきの大きな露天風呂、岩の露天風呂のそれぞれに使っている。
　内湯は他のお風呂に比べるとゆで卵臭が弱く優しい感じ。圧注浴が二つある。浴室の説明書きによるとこれは2号源泉で温度が低いため、他の源泉から8度分、熱交換して温めているとある。

多宝温泉だいろの湯の屋根つき露天風呂

　50畳の屋根つき露天風呂は1号源泉。はっきりとした痛みゆで卵臭。こちらは内湯に8度与えている側らしい。
　屋根で陰になっていてお湯の色はよく判らないが、お湯は岩を伝わらせて上からと、対角線上の下からも入れている。
　下からの分は細かい泡も出ているが、体にはあまりその泡は付かず、そのままプクプク上に上がってくる。

　屋根つき露天風呂の隣の岩風呂と岩風呂に隣接した打たせ湯が3号源泉。
　ここもにおいははっきりした傷みゆで卵。
　光が当たって綺麗な透明のお湯だが、光の加減か青か緑っぽくも見える。
　黒か灰色の湯の花が少し。内湯、露天風呂と全体的に適温だが、岩風呂だけ少しぬるめに感じた。
　でも体感温度以上にあったまる。肌触りはきしつかず、するんするんといい感じ。上がる時に少々べたつきがあった。
　〆のお湯として私は非常に満足。夫の評判も上々。