野沢温泉 滝の湯【共同浴場】

滝の湯(たきのゆ) エメラルドグリーンのお湯と白黒の湯の花

  • 所在地 389-2502 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8217 TEL 0269-85-3155(8:30~17:30 野沢温泉観光協会)
  • 泉質 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉 源泉名 滝の湯
  • 利用可能時間 4月~11月 5時~23時、12月~3月 6時~23時
  • 利用料 野沢温泉宿泊者 無料、日帰り利用者 寸志
  • 設備等 男女別内湯
お得情報野沢温泉湯めぐりに便利な野沢温泉共同浴場マップも併せてご利用下さい。他の野沢温泉共同浴場情報を調べる目次としても利用できます。

[2015年5月のデータ ただし利用時間等は2015年10月のデータ]

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  • 温度★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆   野沢のお湯は全般的に熱い
  • 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆  

野沢温泉 滝の湯【共同浴場】の温泉動画【15秒】温泉動画


野沢温泉 滝の湯【共同浴場】 体験レポート

坂の上に建つ野沢温泉滝の湯 野沢温泉滝の湯の外観
外湯の中でもお気に入りの滝の湯は、坂の上に建っている。滝の湯の外観画像はクリックで拡大。

 野沢温泉のランドマークである麻釜から、坂を下りないで道なりに登っていくと、突き当りに木造の外湯が見えてきた。
 滝の湯。
 大湯河原湯と同様、それぞれ外湯ではここしかない源泉から引いている。
 町の中にあったその二ヶ所と違い、ここの湯小屋は背景が雪山で建物は似通っていてもまったく違った風情があった。

 浴槽や壁のタイルが古びていて昭和のにおい。
 特に壁の色あせたような薄いピンクのタイルが古い木造の家の水場にいかにもありそうで郷愁を誘う。

野沢温泉滝の湯の浴室 野沢温泉滝の湯の脱衣棚と桶
滝の湯の浴室(2010年訪問時)と脱衣棚。浴室画像はクリックで拡大。

 滝の湯のお湯は緑色だった。
 なかなか久しぶりにこの色を見たような気がする。濁ってはおらず、透き通ったエメラルドグリーンだ。
 緑の温泉は苦い。ここも苦みが非常に強く、ゆで卵の臭いより薬っぽい苦みの方が先に立つ。色といい熊の湯温泉を彷彿とさせた。
 肌触りもするすると滑る。この滑る感触が野沢温泉の外湯の中でもここは特に強い。
 タイル張りの浴槽は適温で、湯の花の量も多い。消しゴムかすの小さいような白い湯の花と、もう少し大きいものは核が白く縁取りが黒っぽい紫だ。どうも野沢の外湯というのはどこも湯の花が自己主張している。

野沢温泉滝の湯の浴室 野沢温泉滝の湯の湯口
滝の湯の浴室(2015年訪問時、この時の方が緑色が強い)と湯口。浴室画像はクリックで拡大。

 この白黒パンダの湯の花が面白くて、数年後に家族でスキーに行った時は子供たちを連れて訪問してみた。

 「熱ーい」
 温度を見て小学生の次女が悲鳴を上げる。
 確かに熱い。
 前日に来た時には私の前に子連れが入っていたこともあってかなりぬるまっていたが、今日は野沢温泉の本領発揮、熱湯風呂になっている。
 ちょうど他のお客さんがいないのを良いことに、少し加水を増やしてみた。
 加水仕切らないうちにと思い、自分は入る。
 ああいい湯だな。
 昨日とは違って染みいるような感じ。
 でも同じ熱くても真湯のドスンと来るようなパンチは無い。こちらの方が優しい感触。
 お湯の色は昨日と同じで透明なエメラルドグリーン。
 今日も白と黒の湯の花はいっぱい。

野沢温泉滝の湯の湯の花 野沢温泉滝の湯の貴重品ロッカー
白黒パンダ湯の花と、貴重品ロッカー

 水が効いてきて入りやすくなったところで子供たちも肩を沈めた。
 「ほら、これこれ」
 桶に湯の花を集めてやると大喜び。せっせと自分たちも桶や手ですくって湯の花を一か所に集めるようになった。
 名付けて湯の花動物園!?

 「ここの湯の花、面白いねぇ」
 「なんで白いのと黒いのがあるんだろうね」
 「ねえママ、どうして湯の花ってできるの?」
 「そ、それは、温泉の成分が固まって・・・」←あまり正しい説明では無い
 「と、とにかく湯の花があるってことは温泉と言う証拠(湯の花が無いタイプの温泉もあるが)」適当にお茶を濁す。
 「この温泉、気に行ったよ」
 おおそうかそうか。
 「また来たいな」
 うん、ママもまた来たい。野沢温泉に来たらまた一緒に滝の湯に入ろう。

野沢温泉滝の湯の脱衣棚とケロリン桶
以前は木の桶だったけど、今はケロリン桶なんだな

※ 他の野沢温泉外湯を調べる→野沢温泉共同浴場マップ