箱根温泉郷 強羅温泉 薬師の湯吉浜

箱根登山鉄道の強羅駅から近い日帰り温泉

  • 所在地 〒250-0408神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-39 TEL 0460-82-2258 FAX 0460-87-6066
  • 公式サイトURI http://www.hakone-online.com/yoshihama/
  • 泉質 ナトリウム-塩化物泉
  • 入浴料(入浴一回きり、但し食事処の利用は可能) 大人800円、小人(3歳~小学生)400円
  • 入浴休憩料(広間使用、複数回入浴可能) 大人1,300円、小人650円
  • ※上記入浴料は入湯税50円別
  • 日帰り入浴受付時間 10時~19時
  • 定休日 月曜(祭日の場合は翌日)
  • 設備等 男女別内風呂、広間休憩室、食事処
[2012年11月のデータ ただし料金情報は2015年3月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 長湯に注意
  • 設備★★★☆☆ 雰囲気★☆☆☆☆ 

箱根温泉郷 強羅温泉 薬師の湯吉浜 体験レポート

箱根強羅温泉 薬師の湯 吉浜外観 箱根登山鉄道から見る車窓の紅葉
薬師の湯吉浜の外観と、箱根登山鉄道から見る車窓の紅葉

 箱根の温泉と言えばこう乳白色の濁り湯のイメージ。
 しかし実際は箱根では無色透明なお湯の方がはるかに多く、自然湧出で濁り湯である例えば芦の湯きのくにやなどむしろ稀有な存在と言える。
 実は箱根は濁り湯というイメージを作っているのは主に大涌谷から引き湯した仙石原・強羅辺りで入れる造成泉だ。

 ところで強羅には大涌谷ではなく早雲山から引き湯されているお湯もある。
 今回こちらを目的として箱根登山鉄道で強羅に向かったが、あいにく入ろうとしていた旅館玉樹は既に廃業したのか建物の解体中だった。
 そこでやってきたのは同じく強羅の薬師の湯 吉浜。
 こちらは素泊まりもできるリーズナブルな旅館がてら日帰り温泉もかなり手広くやっている風の佇まい。強羅駅の西側で駅からのアクセスも容易だ。

箱根温泉郷強羅温泉 吉浜の受付 薬師の湯 吉浜の階段・廊下

 おりしも11月の日曜日。
 強羅に向かう午後の箱根登山鉄道も、強羅からさらに先へ向かう箱根登山ケーブルカーも紅葉狩りの客で大混雑だった。
 しかし、ちょうど客足が一段落ついたところだったのか、吉浜の浴室は比較的空いていた。

 お湯はほぼ無色透明。僅かに白っぽく淀んでいるようにも見える。
 朝から大勢の客を迎えたせいか少し活きのよさに欠けるような気もするが、じわっと来るタイプの温泉だ。
 すぐに体が温まるのであまりのんびりと長湯はできない。

箱根強羅温泉吉浜の温泉 箱根強羅温泉吉浜の浴室

 なおこちらのお宿で以前引いていた温泉は単純硫黄泉だったのだが、今は源泉が枯れてしまい、新たに供給されているのが現在のナトリウム-塩化物泉のお湯だそうだ。

箱根強羅温泉薬師の湯吉浜の浴槽とわずかに見える紅葉

 本当はこの施設の売りは、実はラジウムを含むことで有名な北投石に温泉を通して使用していることらしい。
 ガイドブックにはミストサウナの蒸気にそれを使用していると書かれているが、館内の表示では浴室の温泉も同様なのかはよく判らない。
 そもそもこの日はミストサウナが故障中とのことで入れなかったので、なおさらこの点については不明だった。
 まあほんのちょこっと北投石を潜らせたからと言って、はっきりわかるほど効果があるかは疑問だが。

 駅から近い立地や気軽に立ち寄れる雰囲気もあって、行楽帰りにちょっと寄るには便利な温泉。
 もちろんお湯も満足できると思う。

近隣の子連れ遊び場情報

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  • 箱根芦ノ湖遊覧船・海賊船
  • 箱根彫刻の森美術館