子連れ家族のための温泉ポイント
- 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆
- 設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★★ 赤ちゃん不可ではないが子連れの雰囲気ではない
箱根 天山湯治郷 かよい湯治一休 体験レポート
天山湯治郷には天山と一休という二つのお風呂がある。正確にはさらに蕎麦屋のすくもとか、宿泊施設の羽衣とかもあるのだけど。
一休に移動する前に「じねん蕎麦すく」もで腹ごしらえ
平日は天山と一休のはしごができる追加料金100円のはしご券がある。両方入ってみたければ、平日にこれを使うのがいいだろう。
天山と一休のはしご湯札100円
さて、天山と一休の違いだが、まず一休には「お風呂だけ」と書かれている。確かに食事処なし、休憩室なし（廊下にベンチはあり）、シャンプーなし（石鹸はあり、またシャンプーの自販機はあり）、シャワーなし（カランはあり）、脱衣所すらなくて、半露天風呂の浴室と一体になった脱衣棚はある。
一休の外観
浴室は二段構えになっていて、上に木の浴槽、段の下に露天風呂として岩の浴槽が二つある。
そしてお風呂の、正面に滝がある。人工だと思うが、やはり天山同様施設側の美意識を感じる。何もないお風呂だけの一休というけれど、これが滝がひとつあるだけで飽きないんだよね。水の動きがあるから。
下段の露天風呂の右側が熱く、他はそれほどでもない。ただえらくのぼせて長くは入っていられない。お湯は無色透明。ごく弱い沢水のにおい。
浴室には大理石の座るところがあって、背もたれが温められている。ここに座っていたら、肌が乾いてすべすべに感じてきた。一休は時計すら置いていない。もう完全に世俗とは切り離された桃源郷の世界を模しているようだ。ただし15分ごとに鐘が鳴る。この鐘の数を数えて時間の経過を知る。人界に戻るまで、あと鐘いくつ…。
近隣の子連れ遊び場情報
- 鈴廣かまぼこの里(お弁当向きに電車や車、ハート柄の蒲鉾も売っている)
- 箱根小涌園ユネッサン(水着のテーマパークみたいなお風呂がいっぱい)
- 箱根芦ノ湖遊覧船・海賊船
- 箱根彫刻の森美術館