松川温泉 松川荘

川沿いに青白い濁り湯の混浴露天風呂あり

  • 所在地 〒028-7302 岩手県八幡平市 松尾寄木松川温泉 TEL 0195-78-2255
  • 泉質 単純硫黄温泉 源泉:松川温泉(鶺鴒の湯、新湯)
  • 公式サイトURL http://www.matsukawasou.com/
  • 立ち寄り入浴受付時間 7時~19時
  • 入浴料 大人500円、小人(5歳~小学生)200円
  • 設備等 男女別内湯、混浴露天風呂、女性専用露天風呂、食事処など
  • ※ 個室での休憩可(大人一人600円)、温泉卵作り体験
  • 私が旅行ガイド<たびねす>で松川温泉 松川荘を紹介した記事 濁り湯が美しい混浴露天風呂!岩手「松川温泉 松川荘」は八幡平の秘湯
[2016年4月のデータ ただし日帰り入浴料、受付時間等は2017年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★☆☆  お湯は適温、深さが判りにくいので注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッド用クーファンあり

松川温泉 松川荘の温泉動画【15秒】温泉動画

松川温泉 松川荘 体験レポート

松川温泉 松川荘の外観 松川温泉 松川荘の周辺の地熱発電用パイプ
松川温泉 松川荘の外観と周辺のパイプ。松川荘外観の画像はクリックで拡大。

 松川温泉と言うと地熱発電というイメージが強い。松川荘は周囲にいかにも地熱発電用のぶっといパイプが通っていて最初は驚いた。
 以前うちの両親が松川温泉のどこかに泊ったことがあって「良かったよ、あなたも行けば?」とか言っていたが、同じ松川温泉の松楓荘に立ち寄り入浴した後、松川荘にやってきて、館内の小奇麗な様子に両親が泊ったのはこちらの方だなと納得。鄙びていても綺麗目の旅館が好きな人たちだから。ここは豪華なわけじゃないけど、くたびれていない。女性にも好まれそうな雰囲気だ。

松川温泉 松川荘の帳場 松川温泉 松川荘の館内
松川温泉 松川荘の帳場と館内

 松楓荘では入浴料を支払うと温泉卵の引換券がいただけたが、こちらは別料金。ただし、申し込んで自分で温泉卵を作る温泉卵体験が可能。作った温泉卵は食堂で麺類なんかと一緒に食べられるというから、これはこれで面白そう。

松川温泉 松川荘の温泉卵作り体験 松川温泉 松川荘の浴室暖簾
松川温泉 松川荘の温泉卵用たまごと浴室の入口

 浴室はまず男女別の暖簾が下がっていて、その隣に「露天風呂」とだけ書かれた別の入口がある。露天風呂には男湯とも女湯とも書いていなかったのでわかりにくかったが、ここを進むと混浴露天風呂と女湯露天風呂があった。

 露天風呂の脱衣所に行くにはいったん外を通らなくてはならないのだが、雨が降っているのでこれがちょっと面倒くさい。

松川温泉 松川荘の混浴露天風呂 松川温泉 松川荘の混浴露天風呂の脱衣所
松川温泉 松川荘の混浴露天風呂と脱衣所。露天風呂画像はクリックで拡大。

 脱衣所は無人。そこから外に出ると、やっぱりさっきの松楓荘同様、男性からは見られないように露天風呂に入れるような工夫がされている。
 この辺、松川温泉の混浴露天風呂は助かるなぁ。

 ここでも混浴に入っていたのは夫一人。
 混浴露天風呂の広さはこちらの方が広く、やはり川に面しているがどこか庭っぽい感じで景色は大人しい。
 雨はどしゃぶりに近く、ひさしからは出られない。

松川温泉 松川荘のパイプの湯口 松川温泉 松川荘の丸い湯口
松川温泉 松川荘のパイプの湯口と丸い湯口。パイプの湯口はクリックで拡大。

 綺麗な青白い濁り湯。濁りの程度は松楓荘より強い。マッチ臭とゆで卵臭。肌触りなどは松楓荘と似ている。
 後から男性が一人入ってきたから上がった。

松川温泉 松川荘の女性専用露天風呂(屋根つき) 松川温泉 松川荘の女性専用露天風呂(川沿い)
屋根つきと屋根なし(川のすぐ横)の二つの女性専用露天風呂。川沿いの方はクリックで拡大。

 この露天風呂の隣に女性用露天風呂があるのだが、最初はそれとわからず、混浴から衝立越しにのぞきこんで、あれ?こんなところにも露天風呂があると思った(のぞけるってことだから、ある意味ヤバい)。
 こちらは混浴を出た後様子を見に行って女性用だと気付いた(女性用の脱衣所からしか行かれないようになっていたため)。

 ちなみに女性用露天風呂は浴槽二つ。
 手前は屋根が掛かってあずまや風。奥は一番川に近いようになっていて屋根は無し。両方かなりぬるくなっていた(雨水で加水されたのもあるかも)。

松川温泉 松川荘の内湯
松川温泉 松川荘の二種類の源泉に入れる内湯。画像はクリックで拡大。

 内湯は着替えて移動する必要がある。
 浴槽は二つ。脱衣所側から見て手前は熱いお湯で、固形の湯の花は見当たらず青白い濁りが強い。マッチ臭も強い。

 一方、奥の窓側のお湯は全然違った。ほぼ透明なんだけど底に何かに沈んでいる。
 入ってみると溶き卵というか炒めてぽろぽろになった卵状の湯の花が沢山。すくいあげるとほろほろと崩れ、また沈んでいく。全然溶けない。
 源泉が二本有ったのか。知らなかった。
 というか、その時気付いたけど女性用露天風呂が二つあったけど、屋根が付いていた方のお湯はこっちかも(入ってないけど透明っぽかった)。

松川温泉 松川荘の透明な温泉 松川温泉 松川荘の湯の花
松川温泉 松川荘のほぼ透明で沢山湯の花が沈んでいる源泉

※自遊人では松川荘に三本の源泉があり、三本目は女湯露天風呂に使われていると記載されているが、取材のために電話で伺った話では混浴露天風呂も女湯露天風呂も一本の源泉を分岐させて使っていると言っていた。色が違って見えたので屋根つきは別源泉のようにも思われたが真相はよくわからない(水のようにぬるかったし入っていないため)。

 湯上りはどこかぺとつきがあった。内湯の方はベビーベッドならぬクーファンあり。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 見返峠展望台(360度のパノラマ)

女性の混浴風呂攻略ポイント

  • 混浴露天風呂
     脱衣所が男女別で、露天風呂に入るところが仕切りで隠されているため、女性にはとても入りやすい。わりと初心者向け。お湯も青みがかった濁り湯で透けないところもいい。女性専用露天風呂も隣にある。