湯涌温泉 総湯 白鷺の湯

金沢の奥座敷・湯涌温泉の共同浴場

  • 所在地 〒920-1123 石川県金沢市湯涌町イ139-2 TEL 076-235-1380
  • 泉質 ナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
  • 営業時間 午前7時~午後10時(足湯は午前9時~午後9時)
  • 定休日 毎月第3木曜日
  • 入浴料 大人380円、小学生130円、幼児50円
  • 設備等 男女別内湯、男女別半露天風呂、大広間休憩室、足湯など
  • 公式サイトURL https://yuwaku.gr.jp/yu/
[2018年7月のデータ ただし営業時間・入浴料などは2019年6月のデータ] 

子連れ家族のための温泉ポイント

  • 湯温★★★★☆ 泉質★★★★☆  
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ ベビーベッド、休憩室あり 

湯涌温泉 総湯 白鷺の湯 体験レポート

湯涌温泉のバス停
湯涌温泉のバス停

湯涌温泉は加賀藩の歴代藩主に愛された温泉地。白鷺が温泉で癒やされているのを見て発見された伝承を持つ。

金沢から温泉街を目指す路線バスが走るのは断層の上で、道の片面は見下ろす平地。気がついたら町を抜けて、あたりは緑の中。終点まではおよそ30分。

湯涌温泉街
湯涌温泉街

時間が止まっているまでいかないまでも、ゆるやかに流れているようなのどかさが感じられる通り。

温泉街のさらに奥の一軒宿銭がめに泊まって、翌朝、温泉街まで送ってもらった。本来は湯涌温泉バス停までなのだが、温泉街の反対側の外れに立つ共同浴場、総湯 白鷺の湯まで。

湯涌温泉 総湯 白鷺の湯の外観
湯涌温泉 総湯 白鷺の湯の外観

受付でくじ引きをしていたので引くと、1回分の入浴剤が当たった。ちょっと嬉しい。

総湯 白鷺の湯の入口
総湯 白鷺の湯の入口

民営ではないからか、ベビーベッドもあるし、高齢者用のサポート器具なども揃っている。福祉施設のようだ。

総湯 白鷺の湯の券売機
総湯 白鷺の湯の券売機

浴室はどこか大正浪漫風で風情がある。ただ残念なことに内湯、露天風呂ともにものすごく消毒の塩素のにおいがきつく閉口する。源泉掛け湯って書いてある槽までだよ。いくらなんでも入れすぎなんじゃあ…。朝一番だからか?

総湯 白鷺の湯の内湯
総湯 白鷺の湯の内湯

まず露天風呂に行く。露天と言っても周りが網戸で囲まれ、網戸の外に葦簀。天井もある。これもう露天風呂と呼ぶのは無理があるのでは。

総湯 白鷺の湯の露天風呂
総湯 白鷺の湯の露天風呂

そんなことを書くとめっちゃ文句を付けているようだが、これは突っ込みなんで、怒っているわけではない。入浴料を考えてもこれだけ綺麗な共同浴場に入れるのはむしろとてもありがたい(塩素臭は忘れることにする)。

総湯 白鷺の湯の湯口
総湯 白鷺の湯のここだけ塩素臭くない湯口

内湯の湯口にはひしゃくがある。おっ、なんとここだけ塩素くさくない!飲めってことか?

総湯 白鷺の湯の休憩室
総湯 白鷺の湯の休憩室

お湯はほぼ無色透明。内湯は底から熱い湯が入ってくる。湯口の方はぬるめ。淡い塩味+出汁で最後に苦みが来る。肌触りは泊まった銭がめに似ている。

天井の隙間から男湯の天井近くが見えるんだけど、あっちは白鷺のステンドグラスやタイル絵があるみたい。男湯と女湯を入れ替えたりするのかな。

総湯 白鷺の湯の石段
総湯 白鷺の湯の石段の途中に足湯が、上に東屋が、さらに上に稲荷神社が

湯上がりはバスの時間まで周辺を散歩。

総湯 白鷺の湯の足湯
総湯 白鷺の湯の足湯

石段を登ったら足湯があった。イベントか何かをしているのか、洋服を着せた等身大の人形が置いてあった。

足湯の横の謎の人形
足湯の横の謎の人形

近隣の子連れ遊び場情報

  • 金沢湯涌江戸村