中宮温泉 薬師の湯露天風呂

ワイルドな露天風呂、足湯も

  • 所在地 石川県白山市中宮ク5-1
  • 泉質 ナトリウム―塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉) 源泉名: 中宮温泉
  • 営業時間 不明 清掃時でなければだいたい入れるのではないかと
  • 入浴料 一人500円 おつりは出ないので注意
  • 設備等 男女別露天風呂、足湯など
  • 私がLINEトラベルjp旅行ガイドに寄稿した中宮温泉 薬師の湯露天風呂の記事 石川・白山麓のワイルド露天風呂3選―絶景も混浴もお任せ!
[2018年7月のデータ] 

子連れ家族のための温泉ポイント

  • 湯温★☆☆☆☆ 泉質★★★★☆  かなり熱い可能性あり
  • 設備★☆☆☆☆ 雰囲気★★★★☆  子連れは熱かったら足湯だけにした方がいいかも

中宮温泉 薬師の湯露天風呂の温泉動画


中宮温泉 薬師の湯露天風呂 体験レポート

中宮温泉 薬師の湯露天風呂
中宮温泉 薬師の湯露天風呂

旧名「白山スーパー林道」こと「白山白川郷ホワイトロード」の白山側入口の近く。中宮温泉という温泉地がある。以前はもっと何軒も旅館が建っていたのではないかと思うが、現在営業しているのはにしやま旅館とくろゆり荘のみ。

中宮温泉の足湯の看板
途中の径にある中宮温泉の足湯の看板

ここにワイルドな露天風呂がある。管理はにしやま旅館が行っているようで、きちんと男女別に分かれているし脱衣所もある。が、ちょっと適当な感じは野湯っぽい。

訪ねたときは夏の日曜日で、鄙びた風情の温泉地にもかかわらず狭い駐車場には車がいっぱい停まっていた。

薬師堂と薬師の湯の看板
薬師堂と薬師の湯の看板

そしてそこからどこに行けば露天風呂があるのかよくわからなくて困った。中宮温泉に至るまでの道々にはやたらと露天風呂や足湯があるという看板が目に付いたのに。

延命の湯の足湯と飲泉所
延命の湯の足湯と飲泉所

とりあえず坂を上ってみたら新たな看板発見。薬師堂まで120mと書かれていて、その下に薬師の湯(露天風呂 足湯)とある。その矢印に従って、にしやま旅館の正面と延命の湯という足湯と飲泉所の間を通過する。

お湯が出ていた延命の湯
帰りにはお湯が出ていた延命の湯

この延命の湯の飲泉所は行きには何も出ていなかったが、帰りはちょろちょろとお湯が出ていた。ぬるくて茶色で味見をするとわずかに鉄分と塩味あり。じゅわっと炭酸水素塩泉らしい感触も。ただし本来の中宮温泉は熱いし茶色くないらしいので、この時はまだ出し始めでまだ本来の温泉の姿ではなかったらしい。

薬師堂と薬師の湯の看板2
薬師堂と薬師の湯の看板、120mから80mに近づいた

さて、薬師堂を目標に歩いて行くと途中で家族連れとすれ違った。薬師の湯の露天風呂帰りかと思ったが、後から思えば入れなかったんじゃないかな。もしくは足湯のみか。

中宮温泉周辺の環境
周辺の景観

すぐに滝と薬師堂が見えてきた。女湯の小屋があったがまずは足湯を探そうとぐるっと裏手に回ったら、いきなり男湯とおぼしいところに出てしまい焦った。誰も入っていなかったが、びっくりして踵を返してしまった。

中宮温泉 薬師の湯露天風呂の男湯と足湯
中宮温泉 薬師の湯 男湯と足湯

実はこれ、男湯露天風呂と足湯は隣同士にあり、丸見えになるらしい。夫が入浴しているときに足湯を探しに来たおばさま方がいて互いにぎょっとしたって。そりゃそうだろう。

中宮温泉 薬師の湯露天風呂の女湯入口
中宮温泉 薬師の湯露天風呂 女湯の入口

入浴料は脱衣所の小屋の入口に料金箱があるのでそこに投入する。脱衣所は狭いが綺麗にしてある。

中宮温泉 薬師の湯露天風呂の脱衣所
中宮温泉 薬師の湯露天風呂の脱衣所

早速お風呂に行こうと暖簾をめくると、おや黄緑色の鮮やかなお湯。青もみじが覆い被さるように塀から枝を伸ばしていて雰囲気は上々。

中宮温泉 薬師の湯露天風呂の暖簾
暖簾の向こうは露天風呂

かんかん照りだったので足下の石が熱くて、早くお湯に避難しようと足を入れたら…石より熱くないか?このお湯!想像したよりむちゃくちゃ熱いぞこれ。

中宮温泉のお湯
黄緑色のお湯、右の塀の向こうは男湯(お湯は繋がっている)

見ると湯口がすぐ近くで、ここから熱いお湯が流れてくる。そして底の石が苔で滑る滑る。油断したら絶対転ぶ。

中宮温泉 薬師の湯露天風呂の湯口
中宮温泉 薬師の湯露天風呂の湯口

温泉自体は滑る肌触りと濃すぎない塩っぽさがあっていいんだけど、熱いのに動くと足下が滑るので逃げるのも困難。汗も引かないし、いや、もう…

でも見上げると青空と木々の緑でホント雰囲気はいいんだよなぁ。

中宮温泉の薬師堂
中宮温泉の薬師堂

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