山花温泉リフレ

釧路湿原近郊の山花公園にある日帰り温泉

  • 所在地 〒084-0928 北海道釧路市山花14線131番 TEL 0154-56-2233 FAX 0154-56-2277
  • 公式サイトURI http://www6.ocn.ne.jp/~refre1/
  • 泉質 ナトリウム-塩化物強塩温泉(中性高張性温泉)
  • 受付時間 午前10:00~午後10:00(受付午後9:30終了) 7月~9月は午前10:00~午後11:00(受付午後10:30終了)
  • 日帰り温泉入浴料 大人620円(高校生以上)、中学生520円、小人(小学生)310円
  • 設備等 男女別浴室、男女別露天風呂、薬湯、スチームサウナ、食事処、マッサージ、大広間休憩室、宿泊施設など
[2013年8月のデータ ただし入浴料・営業時間等は2016年2月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆   塩分が濃いので長湯には注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★☆☆ 公園敷地内には動物園もある

山花温泉リフレ 体験レポート

山花温泉リフレの外観 山花温泉リフレのロビー
山花温泉リフレの外観とロビー

 釧路近郊の山花公園は東京住まいの私がイメージする公園とはまったく違って、山と言うか、手つかずの丘がまるごと公園という名前になっているようだ。
 芝生とか遊具とかそういったものは、広い山花公園の中でキャンプ場のエリアなどごく一部にあるだけで、残りは自然のままの木や草が生い茂った里山という感じ。
 この夜は急遽山花公園オートキャンプ場に泊まることにして、キャンプ場の受付で割引券を貰って、同じ公園内にある温泉リフレに向かって車を走らせていた。

 5分ちょっと走ったところで前方に建物が見えてきた。
 建物が見えてくる少し前から道の両側に農作物が植えられているスペースが見えている。どうやら貸農園になっているようだ。

 リフレの建物は思ったより大きく、横に平たいがピンクのようなベージュのような外壁でどうやら日帰り温泉だけでなく、むしろここは宿泊施設だった。
 というのは、それまで日帰り温泉専用施設だとばかり思っていたからで、来てみたらさっきまでいたオートキャンプ場の閑散とした様子とはまったく違って、駐車場には沢山の車が停まっていたからだ。

山花温泉リフレの休憩室 山花温泉リフレ日帰り入浴客300万人達成
山花温泉リフレの休憩室と入浴客300万人達成の貼紙

 お風呂は立派で真新しかった。
 どうせ入れ物は立派でもお湯遣いは適当な循環風呂かなと思っていただけに、温泉の良さは嬉しかった。

 大浴場にはレモン湯やジャグジー、圧注浴などもあったが、露天風呂の方が良かった。
 四角い浴槽で周囲は囲われているが、圧迫感のあるような狭さではない。
 よくある和風ではなく小さい滝と小川を模したものがお風呂の周囲に作られていて面白い。

 塩分濃度が濃く、とてもしょっぱいここの温泉は、濃すぎる煎茶色と言えば良いだろうか、淹れた後時間が経ってちょっと黄色くなってきた感じの。
 肌触りはすべすべするのに出るとべとべととする感触。強い華やかな油の臭いがするが、少し薬品っぽい臭いも混じる。
 加熱消毒循環しているお湯だが、源泉も追加投入している。

 夏休みだからか小さい子供連れが多く、露天風呂には三世代で来ている男の子がはしゃいでいてお湯を掛けてきた。
 すかさずお母さんとおばあちゃんが叱る。連係プレーだ。

山花温泉リフレの露天風呂 山花温泉リフレの露天風呂
山花温泉リフレの露天風呂。丸太の塀が写っている方の画像はクリックで拡大。

 湯上り、外に出るともう暗くなっていた。リフレに入る前はまだ薄明るかったのに。
 行きとは違う道でキャンプ場に戻ったが、途中に小さな観覧車などのある動物園が見えた。

 キャンプ場の受付をしてくれたおじさんが「いい温泉ですよ、自慢するわけじゃないけどね」と言っていたのがよくわかるお湯だった。