つま恋温泉 山田屋温泉旅館
(2004年3月のデータ)
■所在地 〒377-1523 群馬県吾妻郡嬬恋村芦生田533 TEL 0279-97-2057 FAX 0279-97-2059
■公式サイトURL http://yamadaya.to/
■泉質 ナトリウム・マグネシウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)
■入浴料金 大人500円(土日祝日600円)、3歳〜小学生400円(土日祝日500円)
■日帰り入浴受付時間 10時〜16時
■設備等 男女別内湯、男女別露天風呂、樽風呂、岩風呂(立ち寄りは利用不可、宿泊客は貸切可) |
果たしてこの温泉は赤ちゃん・子供向けか?
湯温★★★★★ 泉質★★★★☆ 湯温は適温、泉質は特に刺激なし
設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★☆☆ 赤ちゃん向けの設備は特になし |
天命三年、浅間山が大噴火したことを知っているだろうか。
数日前から続く降灰や噴石も収まり晴れて静かな朝だったそうだ。誰もがその後に訪れる悲劇のことも知らず油断していた8月5日昼前の11時ごろ、突如として浅間山は大量の火砕流を噴出し、麓の鎌原村(かんばらむら)を一瞬にして飲み込んだ。
轟音は京の町まで響き、吾妻川に流れ込んだ土石流はあっという間に利根川にも達し前橋まで流れ着いたそうだ。 村はずれの高台に建つ延命寺の観音堂に逃げ込んだ93人だけが奇跡的に生存した。 彼らは離散する道を選ばず、妻を失った男性は、夫を失った女性を妻に迎え、子を失った親は、親を失った子と養子縁組をし、新たな家族を構成し、村の再建を行った。
そのときの溶岩が固まり、鬼押し出しとなって残っている。
今、嬬恋村から見上げる浅間山は雪をかぶったたおやかな姿を見せるばかりで、今でも時折噴煙を上げる活火山であることを忘れそうだ。
悲劇の鎌原村跡地から、浅間白根火山ルートを北上、JR吾妻線万座鹿沢口駅近くに、つま恋温泉山田屋旅館はある。
温泉としてはまだ新しく、平成5年に掘削して掘り当てた。
ぽつりとある一軒宿なのかと思っていたが、建物が立ち並ぶ中に山田屋温泉旅館はあった。 小奇麗な外観。旅館の建物の前に数台停められる駐車場があるが、どれも宿泊者専用の立て札がある。道を挟んだ向かいにも駐車場があるのでそちらに停めて受付を済ませることにした。 何でもこれから大型観光バスが着くので、車を移動してほしいと言われる。宿泊者専用の駐車場に車を移した。そんな大型バスが入るような旅館には見えなかったので意外だった。
男湯と女湯は隣同士ではない。廊下を通って右に女湯、男湯は左折してその先。見える景色が違うのだろうか。
お湯は濁った緑色。膝まではうっすら見えるが、足の先は見えない濁り具合。
臭いを嗅ぐと、今朝入った半出来温泉の油臭とは違い新鮮な鉄臭。ということは、この色は炭酸鉄系かしらと飲んでみると確かに鉄入りの気の抜けた炭酸飲料のような味。色と臭いと味、傾向としては平湯温泉平湯の湯か今や伝説の埼玉の清河寺温泉と同じ。
温度は熱すぎず温すぎず誠に適温。元々源泉温度が42度とばっちりそのまま入れるのがいい。加熱したり薄めたり冷ましたりの必要なし。 湯口には石のタヌキが寝そべっている。
露天風呂は内湯のお風呂の中を通って行くようになっている。 がっちり周りを囲われていてまったく展望は無いが、露天に出て行くとき下に運動場のようなスペースが見えた。
真下が線路なのでゴミを落としたりしないで下さいといった注意書きがある。竹垣の下の僅かな隙間からのぞけば、なるほど線路。もし囲いが無かったら電車を見ながら入れる露天風呂なわけだ。
男湯はというと、鉄ちゃんの夫が泣いて喜ぶ線路が見える露天風呂だったのだそうだ。景観だけでなく脱衣所のつくりなども凝っていて、女湯とは雲泥の差らしい。
入浴中についに電車が通らなかったのが残念と、彼はいかにも悔しそうに言っていた。 |
| □ここを訪問したときの温泉日記「榛名湖日記アンコール」はこちらをクリック |
近隣の子連れ遊び場情報
□嬬恋村創作実習館(竹細工、わらぞうり作りなど体験できる) □軽井沢おもちゃ王国(遊園地と、ブロックやリカちゃん人形などで遊べる施設) |