万座温泉 万座亭

コスパの良い宿、乳白色の濁り湯ログ露天風呂あり

  • 所在地 群馬県吾妻郡嬬恋村大字干俣万座温泉2401番地 TEL 0279-97-3133
  • 泉質 酸性・含硫黄―マグネシウム・ナトリウム―硫酸塩温泉(硫化水素型)(酸性低張性高温泉) 源泉名: 鉄湯2号
  • 設備 男女別内湯、男女別露天風呂、貸切風呂(有料)、ラウンジスペースなど
  • 日帰り入浴受付時間 11時半~18時
  • 日帰り温泉入浴料 大人1,000円、小学生まで500円
  • 公式サイトURL https://www.manzatei.com/
  • 日帰り入浴に関しては万座温泉湯めぐり手形を利用するとお得。万座温泉湯めぐり手形に関してはナビタイムTravelに寄稿したこちらの記事もぜひ参考にして下さい。
    湯めぐり手形ならこんなにオトク!楽しく回れるお勧め温泉4選
[2018年12月のデータ、ただし入浴料等は2019年8月のデータ]

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  • 温度★★★★☆ 泉質★★☆☆☆  泉質は少し刺激があるかも、深さが判らないので注意
  • 設備★★★★★ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所にベビーベッドあり、貸切風呂あり

万座温泉 万座亭の温泉動画


万座温泉 万座亭の浴室と客室の動画

万座温泉 万座亭 体験レポート

万座亭の貸切風呂
万座亭の貸切風呂

ホント、安いから期待しなかったんだよ。それがいい意味で裏切られた。ボロいとかB級っぽいとか全然なくて、そこそこいい旅館だった。むしろこんなに安くてやっていけるのかと心配に。

万座亭の外観
万座亭の外観

場所は日新館の斜め向かい。駐車場も広々としている。ロビーは広くはないが重厚感がありいい感じ。到着時はチェックインには早かったので、湯めぐり手形の手続きだけしていったん外に出たが、受付の人も感じが良かった。

万座亭のロビーラウンジ
万座亭のロビーラウンジ

泊まった部屋はさすがに少し狭かったが、別に合宿所のような狭さではなくデザインは凝っている。

万座亭の客室
万座亭の客室
万座亭のダウンの丹前と浴衣
万座亭の丹前はなんとダウンの裏地が付け外し出来る

料理に関してもえっ、本当にこの値段で?と思うレベル。味付けが濃いのが私には向いていなかったが、その他は十二分に満足。食事処の係もよく気がつく人で、大変快適な夕食時間を過ごせた。

万座亭の夕食 万座亭の夕食と大盃
万座亭の夕食

お風呂は湯治場風の内湯と、ログハウス風の露天風呂。なかなか作りは対照的だがどちらも気に入る。

万座亭の朝食
万座亭の朝食
万座亭の脱衣所
万座亭の脱衣所

内湯は浴室全体が板張り。浴槽も木製で、浴槽の底は石造り。

万座亭の内湯
万座亭の内湯

そこに青みがかった乳白色の濁り湯が入っている。なんて綺麗なんだろうとため息が出る。表面に浮いている粉はとても細かく、濁りは露天風呂より強い。

万座亭の内湯の湯口
万座亭の内湯の湯口

最初はちょっと熱く感じたが、入ってしまえばちょうど良い。アルミ臭が強く次に酸っぱいにおい。硫黄っぽいにおいは少しだけ。

万座亭の内湯
万座亭の内湯

露天風呂はまるでログハウスの上の部分を抜いたような作り。ちょっと洋風で洒落ている。日新館の極楽湯万座プリンスホテルのような絶景ではないが、十分に良い景色と雰囲気の露天風呂になっている。

万座亭のログ露天風呂
万座亭のログ露天風呂

濁りは内湯より薄く足の先が見える。段差にうっすら白い粉状の湯の花が積もっている。

万座亭のログ露天風呂正面
万座亭のログ露天風呂

せっかくこれだけ雰囲気が良いのに残念なのは保温シートが目立つこと。冬期はこのシートを乗せっぱなしにしているそうだが、間違えて剥いでしまうお客さんもいるとか。するとどんどんお湯がぬるくなってしまう。万座の夜は冷えて氷点下になるため、見苦しいけどシートは不可欠なのだそうだ。

万座亭の貸切風呂
こちらは貸切風呂

到着した日は抜けるような青空だったが、翌朝はしんしんと雪が降っていた。露天風呂に至る通路には降った雪が凍ったところもあり、冷たいし転びそうになった。

雪の万座亭露天風呂
雪の万座亭露天風呂

ログハウス状の露天風呂も昨日とはうって変わって、丸太の上にも雪が積もり周囲の音を吸い込んでいた。

万座亭 - Spherical Image - RICOH THETA
万座亭のTHETA 360度画像