四万温泉 御夢想の湯
(2009年01月のデータ)
■所在地 群馬県吾妻郡中之条町大字四万温泉 TEL 0279-64-2321(四万温泉協会)
■泉質 石膏泉
■日帰り入浴可能時間 9時〜15時
■料金 無料(寸志)
■設備等 男女別内湯、トイレ
※ 2006年1月21日リニューアルオープンして、現在の施設となりました。前日の1月20日は、日向見薬師堂に奉納されていた絵馬を参考にして、開湯記念の湯立神事を行ったそうです。(四万温泉中島屋の小枝子パパさんより情報を頂きました)。
※ リニューアルオープン前の旧施設のレポートはこちらをご覧ください→四万温泉御夢想の湯【旧施設】 |
果たしてこの温泉は赤ちゃん・子供向けか?
湯温★★★☆☆ 泉質★★★★☆ 泉質は特に刺激なし
設備★★☆☆☆ 雰囲気★★★★☆ 脱衣所は棚のみで広くはなく、赤ちゃん連れに向いた施設ではない |

四万温泉共同浴場御夢想の湯の外観 |

御夢想の湯の入口 |
大江山の鬼、酒天童子の逸話は有名だ。京の町を荒らしまわる鬼の一味を源頼光以下、四天王と呼ばれる武者たちが、山伏に扮し退治に出かけた。四天王のメンバー構成は、渡辺綱、坂田公時、碓井貞光、卜部季武の四名。このうち碓井貞光が四万温泉発祥伝説の主人公である。
上州と信州の境である碓氷峠の出身とも伝わる碓井貞光が、この地で仮寝の宿をとった折り、その夢枕に童子が立ち、お前の忠誠心に感じ入り、ここに四万の病に効く霊泉を授けようと教えてくれたのがこの御夢想の湯だと伝わる。
四万の病を治す効能があると言われたことから、四万(しま)温泉と呼ばれた。
四万温泉には温泉口、山口、新湯、ゆずりは、日向見といくつかの地区があるが、御夢想の湯のある日向見はその中でも最奥に位置している。
日向見地区の無料駐車場に車を置いて細い坂道を登っていくと、10分も歩かないうちに群馬県内では唯一の国の重要文化財に指定されている寺院建築、日向見薬師堂に出る。
共同浴場御夢想の湯は、日向見薬師堂のもう目の前。見下ろすと三重に屋根の重なった建物が見える。
以前の御夢想の湯は古くつつましいというだけでなく、いかにも外観は風情がなかったが、今の御夢想の湯は、野沢か湯田中辺りの共同浴場をイメージさせるような建物だった。 木の色もまだ真新しい。

脱衣所から浴室を見下ろして |

天井の湯気抜き |
外観から得た印象より中は小さかった。 脱衣所の棚はわずか四つ。 四人が入ればいっぱいサイズの浴室ということだ。
脱衣所と浴室はロフト形式というか、二階建ての吹き抜けのようになっていた。 つまり脱衣所から浴室が見下ろせる。 浴槽の湯気はそのまま上がって脱衣所まで漂ってくる。 見下ろした御夢想の湯の浴槽はすずりのようだった。 磨いた石をくりぬいて作られたようで、小ぢんまりとしている。 そのサイズの小ささが嬉しい。投入される源泉量に対して欲張って大きすぎる浴槽を作れば、やれ加水だ循環だとろくなことにはならない。
裸足には冷たすぎる階段を下りて、お風呂までやってきた。
備え付けの黄色いケロリン桶でかけ湯をして、ざぶんと入るとかなり熱い。

石の浴槽とケロリン桶 |

窓の外の雪景色 |
以前入った御夢想の湯はものすごく熱かった。 朝一番で入ったのも熱さに拍車を掛けていたのではないかと思うが、とにかくざぶざぶと浴槽の縁をこえて足もとに流されてくるお湯だけで火傷しそうだった。 そんな激熱の御夢想だが、建て替えられてからはすっかりぬるく大人しくなってしまったと噂に聞いていた。 ぬるいのを覚悟していただけにこの熱さは嬉しかった。 もういなくなっていたと思っていたのに、ここにいたんだね。また会えたね。そんな気がした。 うっすらと昆布出汁のにおい。
以前はもっと油の臭いがしていたと思う。どちらかというと同じく四万温泉の四万たむらやグランドホテルのお湯に近くなってしまった感は否めない。 でもこれもとても良い湯だ。 広く取られた窓の外の真っ白な雪景色を見て思う。
はるばる御夢想の湯まで来て良かった。 |
□ここを訪問した時の子連れ旅行温泉日記「がんばれ新潟*四万温泉と雪国古民家の旅」はこちらをクリック
□四万温泉の他の日帰り温泉情報
・山口露天風呂(無料の混浴露天風呂)
・河原の湯(萩橋の袂にあり源泉に近い)
・四万清流の湯(休憩室もある町営の日帰り温泉) |
近隣の子連れ遊び場情報
□道の駅霊山たけやまと、ふるさと公園たけやま(ここで遊んだときの様子はふるさと公園たけやまで) □伊香保グリーン牧場(ちょっと中途半端な観光牧場) □渋川スカイランドパーク(小さい子どもにはちょうど良いサイズの遊園地 温泉日記「榛名湖日記その2」参照) |