会津東山温泉 御宿 東鳳

夜に入れば露天風呂は夜景が絶景

  • 所在地 〒965-0813福島県会津若松市東山町大字石山字院内706 TEL 0242-26-4141 FAX 0242-26-4570
  • 泉質 ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉) 源泉名 東山パーク源泉
  • 日帰り入浴受付時間 13:30~20:00 (事前に要問合せ)
  • 立ち寄り入浴料(タオル・バスタオルレンタル込み)
     ・大人(中学生以上)平日1,000円・休前日・祝祭日1,500円
     ・子供(3歳~小学生)平日500円・休前日・祝祭日800円
     ・3歳未満は無料(但し、タオル・バスタオルは付かない)
  • 設備等 男女別内湯、男女別露天風呂
  • 公式サイトURI http://www.onyado-toho.co.jp/
  • ※個室控え室使用時は別途3,150円/室(3時間) また、昼食付のプランも有り
[2013年8月のデータ ただし日帰り温泉料金・日帰り受付時間等は2016年1月のデータ]

子連れ家族のための温泉ポイント温泉ランキング

  • 温度★★★★☆ 泉質★★★★☆ 
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 高台にあるので眺めが素晴らしい

会津東山温泉 御宿 東鳳 体験レポート

会津東山温泉 御宿東鳳の外観 会津東山温泉 御宿東鳳の入り口

 会津東山温泉は湯川の渓流沿いに大型旅館の立ち並ぶ会津若松の奥座敷で、ほとんどの旅館は川または川に点在する小さな滝をのぞむ立地に建てられているが、この東鳳は違う。坂の上、小高い位置からちょうど会津の街並みを見下ろす場所にあって、お風呂からもその景観が楽しめる。
 温泉街入口の庄助の宿 瀧の湯に泊まって、夕食後に東鳳を訪ねた。

 この辺りは離れて建つ温泉旅館以外に灯りが無いのでちょっと怖い。
 地図で見るとすぐ近くに見えたが、上り坂だからか意外と遠く感じる。
 巨大な東鳳の看板はあったが、どうも道沿いにあるのは駐車場で、本体の建物はその駐車場をさらに上に昇らないと着かないようだ。息が切れる。

 そしてようやく着いた東鳳はたいそうゴージャスな旅館だった。結婚式場かと思うようなきんきらした色彩があちらこちらに溢れている。

会津東山温泉 御宿東鳳の暖簾

 浴室に至るまでの表示は派手な装飾でテーマパークみたいだ。
 宙の湯と棚雲の湯という二種類の浴室があるようで、男女日替わりで使われている。この時の女湯は棚雲の湯の方だった。

 流石に混んでいた。
 今回の旅で一番、というか唯一混んでいたお風呂がこれだったかもしれない。今日回ったほとんどの旅館のお風呂はほぼ貸切に近かったので。
 夕食を終えた家族連れやグループ客が沢山入浴していた。夏休みだから特に小学生ぐらいの子供が多い。
 窓を広く取った長方形の内湯も混んでいたが、露天風呂も。

 しかし露天風呂に出てみてその景観には感動した。
 芦ノ牧温泉の大川荘も棚田型の露天風呂を作って渓流を楽しめるようにしていたが、東鳳の棚雲の湯はずっと大きな棚田だった。
 広い階段状の浴槽が三段整然と並び、一番下の段は浅く、寝湯のように枕の部分が付いている。
 温度は上から気持ちぬるめ、熱め、ぬるめの順。
 のんびり入りたい人が多いのか、ぬるめの上と下が人気だった。
 東山パーク源泉という自家源泉で、加水、加熱、循環、プールのような塩素臭と湯遣いは少々残念系。無色透明できしつきがあるところは他の東山温泉と同じ特徴だ。
 正直なところ、温度を下げる目的で加水するならその後加熱するなよと言いたくもなるが、まあこの辺はいろいろ事情もあるのだろう。

 なんだかんだ言っても、お湯遣いを吹き飛ばすほど景色は良かった。
 昼間入った温泉が全部渓流沿いで川を楽しむ作りだったのに対し、川から離れてひたすら坂道を登っただけはあった。
 こうしてたまたま東鳳を訪ねるのが夜になったのも采配なのかもしれない。

 左側には低い山が迫っているが、右方向に向けてちょうど開けて眼下には会津若松の盆地の灯りがきらきらと煌めいている。
 こんな景色と出会えると思っていなかったのでとても嬉しい。
 ちょうど露天風呂に出てきた子供たちが夜景を見つけて「わーっ」と歓声を上げた。

近隣の子連れ遊び場情報

  • 手作り体験ひろば番匠(赤べこ絵付けなど3歳ぐらいから楽しめる、グランデコ雪遊び日記に遊んだ記録有り)
  • 鶴ヶ城(天守閣からの眺めが良い)