横向温泉 滝川屋旅館

宿泊も日帰りも少数限定、ぬるい源泉掛け流し

  • 所在地 福島県耶麻郡猪苗代町若宮下湯甲2970 TEL 0242-64-3211
  • 泉質 混浴 単純温泉(低張性中性低温泉) 源泉名:下の湯、女湯 単純温泉(低張性中性低温泉) 源泉名:長命の湯
  • 日帰り温泉入浴(1日3組限定、貸切制で基本的に予約制) 1人1100円(1人浴の場合は1人1,600円)
  • 参考 宿泊は1日1組 一人24,350円
  • 設備等 混浴内湯、女湯内湯など
  • ※コロナ禍だったこともあり、現在は変更になっている可能性あり
[2022年9月のデータ]

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  • 温度★★★★★ 泉質★★★★☆ 温度はぬるい
  • 設備★★★★☆ 雰囲気★★★★☆ 貸切利用なので気兼ねない

横向温泉 滝川屋旅館 体験レポート

横向温泉滝川屋

旅館だけど1日に1組だか2組だかしか泊まれず、日帰り入浴もやっているけどこちらも2~3組ぐらいしか入れないと聞いて、とてもハードルが高いと感じた。

横向温泉 滝川屋の外観
外観

お湯がとてもいいと聞くので本当は泊まりたかったけど、電話して料金を伺うと、コロナ禍になってからは1泊2食のみで1日一組、宿泊料は1人税込み24,350円と聞いて諦めた。予算オーバーだ。

横向温泉 滝川屋の玄関
玄関からロビーはとても綺麗、ドアに下ノ湯の文字

それで日帰りをと思ったけど、日帰りも1組1時間で1日3組までしか受け付けていないと。1,100円は都市部ならよくある料金だが、このエリアでは高い方だと思う。利用は貸切のみだから、貸切だと思えばそんなに高くないのか?

玄関の大岩
玄関を入るとこの大岩に度肝を抜かれる

日帰りも宿泊予約者がいる、あるいは入る可能性がある日は受付は午後2時まで。前日ぐらいまで誰も宿泊予約をしなければ、午後2時以降も受け付ける。何なら空いていれば当日でも可とのことだが、確実に予約したいと思ってその場でお願いした。

滝川屋旅館の1階平面図
滝川屋旅館の1階平面図

日帰りは基本的に2人以上とのことだったが、空いていれば一人でも割増料金で受けてくれる。融通が利かないことはない。

横向温泉滝川屋旅館のロビー
滝川屋旅館のロビー

横向温泉は上の湯、中の湯、下の湯とあって、ここは下の湯。ちなみに中の湯はこの時点(2022年9月)で復活は絶望的だと上の湯であるマウント磐梯で聞いている。

滝川屋のロビー

秘湯なので勝手に鄙びた外観を予想して行ったら、意外にも玄関・ロビーは部分的に新しくとても綺麗だった。わんちゃんのケンシロウ君が人懐こい。

滝川屋旅館の犬、ケンシロウ君
穏やかで人懐こいケンシロウ君

このあたりは沢山湧出地があり、湧いている最も近い所に混浴と女湯を作ったという話で、ということは足元湧出またはそれに近いということで、お湯の鮮度がとても良いわけで期待しかない。

滝川屋の窓

女将さんは基本的にお客さんは混浴へ案内するというが、女湯も入ってみたいというとそちらにも入らせてくれた。女湯はぬるいから希望が無ければ連れて行かないが、いつでも入れるように清掃はしてあるからとのこと。

女湯と混浴の案内板
お風呂の案内板

お湯自体はいずれも熱くはなく、特に東日本大震災後に温度が変わってしまったという。

女湯の脱衣所
女湯の脱衣所にも大岩が

さて、9月とはいえ涼しくなってきているので、先によりぬるい女湯に入ることにした。こちらの浴槽の温度は24~25度。

滝川屋の女湯
少し小ぢんまりとした女湯、混浴とは別源泉でさらにぬるい

女湯は湯の花がすごい。表面に浮いているだけでなく、掛け湯をしたら下からもふわふわとファンタスティックに漂ってきた。

滝川屋の女湯の湯口と桶

掛け湯はさすがにヒンヤリ感じられたが、入る時に躊躇うほど冷たくはない。そして入ると意外と寒くない。

横向温泉滝川屋の湯の花
湯の花の量が多い

薄暗いのでよく見えないが、薄く濁っている中に、湯の花が立体的に漂っている。無重力空間のよう。金属のにおいがとても強く、その鮮烈さは他にみない。

横向温泉滝川屋の女湯の湯口
女湯の湯口

湯口からすくって飲むと、金属のにおいのゆで卵味。そう、湯口ではゆで卵臭もある。さらに味が濃いわけではないのに、刺激がある。すぐにではないが、炭酸風の味わいの後に収れん味、金属のしびれるような感じが残る。

女湯の温泉

肌触りはちょっと寒いので鳥肌が立ってよくわからないが、恐らく細かい泡付きによるすべりの後にキシつき。

混浴の脱衣所
混浴の脱衣所

上がる時もそこまで寒くないのが驚き。入っている間はけっこう寒かったのに。

横向温泉滝川屋旅館の混浴
混浴の浴室

ここで混浴に移動する。こちらの方が浴室が広く、浴槽も3つに仕切られている。温度は湯口が40度、湯口に近いところが38.7度、その隣が36.6度、一番大きくて湯口から遠い所が33.6度。下からぬるい源泉を入れて、上の湯口から加熱した40度ぐらいの源泉を入れている。

混浴の湯口
湯口からは40度ほどの加熱源泉が

女湯に比べたら混浴はいずれも温かい。思わず口からも「あたたか~い」ともれてしまう。33度なんて本当は相当ぬるいのに。

混浴の浴槽
3つの浴槽はこんなデザイン。湯口があるのは右下の浴槽

浴槽が3つあると交互浴ができて良い。色は薄めの濁り湯で、湯の花は少し。こちらでは金属臭より淡いゆで卵臭の方がはっきりと感じられる。

滝川屋の混浴の温泉の色
3つの浴槽は源泉は共通だが、温度だけじゃなく濁り・色合いも少しずつ異なる

底は板張りだが、一番ぬるい浴槽の一角にぬるいお湯が出てくるところがあり、それ以外にも板に穴があるところからは時々泡がボコリと上ってくる。特に誰かが浴槽から上ると、圧力でその後にボコボコと泡が出やすい。

横向温泉滝川屋のお湯
ぬるいのでずーっと入っていられる

泡付きが一番いいのは湯口に近い小さい浴槽。細かい泡で気が付くと全身にびっしり。払うと表面にプチプチ上がってくる。その後キシキシと軋む肌触り。

滝川屋の浴室の窓
窓側は椅子や桶置き場に

湯上がりは少し乾きつつもコーティングされたようなつるつる感あり。炭酸泉に入った後のような、中からボワーッと温まる感じが気持ちいい。湯上がりも肌から金属臭が立ち上る。

目に良い温泉
混浴の片隅にある目に良い温泉

それから混浴浴室の隅に目に良い冷たい温泉が湧いていて、これもゆで卵臭がする別源泉のようだ。


2階平面図、けっこう元は客室はいっぱいあったもよう
2階へ続く階段
入浴後に館内も見学させてもらった。以降はその写真
滝川屋の2階
滝川屋の外廊下
滝川屋の客室
滝川屋の自炊用の台所
自炊用の台所
3階へ続く階段
3階へ続く階段
ギャラリーになっている部屋
ギャラリーになっている部屋もある
ギャラリーの部屋、角度を変えて
外側から見た滝川屋旅館
外側から見た滝川屋旅館
横向温泉滝川屋旅館の正面

温泉について長々と書きすぎてしまったので、もうこれ以上何か言うことはないのだが、できれば泊まってみたい。でも予算がな~、うーん。

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