笑楽の湯（わらくのゆ）

子連れ家族のための温泉ポイント

笑楽の湯（わらくのゆ）体験レポート

房総半島の日帰り温泉としてはかなり安い！だいたい小さな内湯があるだけで千円札一枚は覚悟しなきゃいけないところ半分のワンコイン（500円）だ。

館内

それもそのはず、民営ではなく公共の鋸南町の日帰り温泉。そう思ってみるとあちこちお役所っぽい雰囲気があるような。

マッサージチェアのある休憩室

あまり浴室入口に見えないけど、正面が女湯入口

館内は思ったより綺麗で、かつデザイナーズでアートな感じ。建物自体じゃなくて装飾が。

アートな感じの休憩室、天井は、やけに隈研吾っぽくて笑っちゃう

棚に並ぶのもあえて昭和感のあるお人形

特に壁に描かれたアートが素敵。こういう絵が好きなので、動き出すことをいろいろ想像しながらずっと見ていたくなる。

壁のイラストが楽しい

ドアが逆になっているから鯨さんが…

なお令和元年に禁煙になったみたい

浴室は別棟で廊下で繋がっている。お風呂はちょっと露天風呂がありそうな雰囲気だったが、内湯のみ。浴室が綺麗で竹林が窓から見えるのはいいね。

浴室棟と休憩室をつなぐ廊下

お湯はほぼ透明。塩素消毒臭がきつめだが（公営の温泉だからしょうがない）、いわゆるプールのようなカルキ臭ではなく、糊っぽいにおい。

綺麗な浴室

肌触りは最初滑るのかと思ったら、そうでもない。お湯の表面に白い細かい結晶のようなものがたくさん浮いている。

湯口

不思議とそれほど熱くないのに、入っていると入り続けていられず、のぼせちゃってすぐに出る。出ては涼んで、また入るのを繰り返す。なんでこんなに入りっぱなしでいられないのだろう。湯上がりはもちろんポカポカ。

入り口が階段状になっていて、手すりも両側にある

入り口に一段の段差がある浴槽は多いが、ここは細かい階段状になっていて、足の悪い人でも入りやすそう。バリアフリー浴槽とまではいかないけど、年配に人にやさしい作り。

房総半島というと、首都圏からの旅行客が多そうなイメージだけど、ここは本当に地元の人メインという感じで、休憩室でも常連のおじいさんたちがのんびりと囲碁に興じていた。

受付を示すミニクッションが可愛かったので