粟斗温泉

子連れ家族のための温泉ポイント

粟斗温泉体験レポート

猫ちゃんが有名な温泉らしい。もとは旅館だったようだが、現在は日帰り入浴のみ。そしてこれをまとめている2024年初めには、長期休業に入ってしまった。ちなみに訪ねたのは2023年1月だ。

粟斗温泉の外観、普通の民家っぽい雰囲気

で、猫ちゃんは2匹いたけど、そのうち人懐っこかった子は2022年の10月だか11月に死んでしまって、今は1匹だけ、そしてその子は人前に出るのがあまり好きではないと。

いろいろな所に猫グッズが

そういうわけで、猫ちゃんに会えるのかなと思って行ったけど、会えなかった。でも看板などに猫をデザインしたものを使っているので、猫好きの人がやっている温泉だというのはよくわかる。

館内

廊下

さて浴室は男女別の内湯のみ。浴槽は3～4人でいっぱいぐらいのサイズ。お湯の色はほぼ透明で、底のタイルは中央が少し黄色っぽく色づいて見える。

粟斗温泉の女湯

浴室

入った直後はそれほどでもないが、次第にすべすべが強くなり、しまいには指の間がにゅるにゅるしてくる。この時間差攻撃はなんなんだ。

時間が経った硫黄のにおいに、青っぽいような畑っぽいような大根が発酵したようなにおいがする。湯口からは60度近いお湯が少量出て、析出物も白く付いている。源泉温度は低いから、熱湯にしてから少量ずつ注いで、41～42度に調節しているみたい。

洗い場

湯口とは別に浴槽内にも注入口があり、そこからお湯は出てくるが、縁からは溢れないようになっている。少し泡付きもあり。それほど細かくないそこそこの大きさの泡。

お湯は少し黄色っぽく見える

休憩室と思われる

湯上がりは温まるが、肌はつるつるしつつもカサカサ乾燥する部分もある。それにしても猫ちゃんに会えなかったのは返す返すも残念だ。でも人見知りの猫ちゃんじゃしょうがないね。

粟斗温泉向かいの道端の水仙が綺麗だった