27.東鳳で右往左往
でも全部食べ終わった後はやっぱり湯めぐりモードに戻った。
時間は既に7時40分。
夜道は迷いやすいこともあってもう最初から2湯巡るのは諦めていた。
ターゲットは一つ。
庄助の宿瀧の湯から一番近い
御宿東鳳、ここ一か所に絞るぞ。
そうと決まれば善は急げ。ほろ酔いのまま浴衣姿に自前のサンダルで外に飛び出す。
東鳳は温泉街入口の花春のゲートを潜らずその手前の分岐を左に進む。つまり庄助の宿瀧の湯とさっき歩いて巡った
原瀧や
新滝のある通りより一本山側の道沿いになる。
離れて建つ温泉旅館以外に灯りが無いのでちょっと怖い。
地図で見るとすぐ近くに見えたが、上り坂だからか意外と遠く感じる。
巨大な東鳳の看板はあったが、どうも道沿いにあるのは駐車場で、本体の建物はその駐車場をさらに上に昇らないと着かないようだ。もう息が切れる。酔ってるのかな。