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◆◇会津東山温泉巡り◇◆

25.大川荘の四季舞台棚田風呂











 受付の前を通り反対側に進むと、もう一つの浴室はすぐにあった。今度は下へ下へ降りる必要はなさそうだ。
 暖簾に四季舞台たな田とある。
 棚田風呂?

 内湯は立派だがまあ普通のお風呂だった。
 ちょっと入って露天風呂に出てみる。露天風呂の方はこれまた誰もいなかった。
 出てみてびっくり。本当に棚田だった。
 三段の段々になった露天風呂で、遊び心があるし、何と言っても眺めが良い。正直なところ空中露天風呂より景観は上だ。もちろんあちらはあちらで良さがあるが。

 棚田の一番下の段に入って渓流を見下ろした。
 深緑の水をたたえた大川が渓谷を穿ち眼下を流れていく。





 帰りがけにこの大川荘の日帰り入浴料が1,500円であることを知り、パパは驚いていた。
 「こう考えると旅行代理店経由で温泉宿を予約することにかなりメリットがあることもあるんだな」
 ついでに先ほどの丸峰観光ホテルなどは基本的に日帰り入浴不可だ。JTBの印籠が無ければ泊まる以外に入る術は無い。
 ただ、まあ会津東山温泉と芦ノ牧温泉は車を使わないと移動できないし、宿ごとにお風呂の趣向は凝らしていてもお湯の性質はどれもほぼ同じような感じになることは否めない。
 せっかく湯めぐりパスポートが付いていてもせいぜい宿泊宿の他、1~2軒しか回らないお客さんがほとんどだろう。
 またもう少し温泉街、温泉地として、宿の外に出る魅力が多いと嬉しいが。

 「そうそう、さっきの宿の受付にこんな紙があったから貰っておいたよ」と手渡されたのは、第5回はちみつ祭り と書かれた二色刷りのチラシ。
 はちみつ祭りなんて聞いたことないよ。
 はちみつ採蜜体験、ミツロウ絆キャンドルづくり、はちみつテイスティング、西洋ミツバチ巣箱観察・・・何だかローカル感が半端ないが、はちみつは大好き。毎朝シリアルにたっぷり掛けて食べている。
 はちみつ好きの私は行くしかないか?
 「明日、明後日の開催みたい。行ってみる?」
 「行く行く。あとね、鶴ヶ城とさざえ堂に行ってみたい」
 と、これが帰りの車の中での会話。






1-26庄助の宿 瀧の湯での夕食へ続く


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